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尼崎・塚口に「沖縄酒房うりずん」 沖縄とゆかり持つ2人が作る伝統の味

店長の西田さん(左)とオーナーシェフの仲村さん

店長の西田さん(左)とオーナーシェフの仲村さん

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 沖縄料理店「沖縄酒房うりずん」(尼崎市南塚口町1、TEL 070-4801-8184)が阪急塚口駅近くにオープンして2カ月がたった。

ゴーヤちゃんぷるー

 「沖縄伝統の味を気軽に楽しんでもらいたい」と、沖縄にルーツを持つ仲村仁(じん)さんと西田圭佑さんの2人で始めた。店舗面積は11坪、席数はテーブル4席、カウンター8席の計12席。店名の「うりずん」は沖縄方言で初夏、潤い初めの頃、芽吹きの季節といった意味を持つ。

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 2人は以前、別の沖縄料理店で共に働いた元同僚。シェフの仲村さんは生まれも育ちも尼崎だが、祖母が琉球(りゅうきゅう)王朝で宮廷料理人を務めた家系で、祖母が作った伝統料理を食べ、料理を教わったという。接客を担当する西田さんは母が沖縄出身で、一家は大阪に移ったが西田さんは同地に引かれ、一人旅によく訪れるという。仲村さんが初めて独立して店を開こうと準備している時、西田さんがバイクで日本中を巡る長い旅から戻り「これからどうしようかな」と話すうち、共同経営することになった。

 メニューは海ぶどう、もずく、島豆腐、紅イモ、ゴーヤー、豚肉のミミガーやテビチ、ソーキといった沖縄ならではの食材を使った品を幅広く用意する。「まず食べてもらいたいのは、定番の『ゴーヤちゃんぷるー』(580円)や『ソーキの煮付け』(600円)。他店ではあまり見ない『もずくの天ぷら』(500円)もお薦め」と西田さん。「あるお客さんから『沖縄料理が苦手だと思っていたが、ここで食べて好きになった』と言われ、とてもうれしくなった」と話す。

 ドリンクメニューはオリオンの生ビール(480円)、シークワーサーやグアバ、マンゴーのビアカクテル(600円)やチューハイ(450円)、生のゴーヤーをすりおろして使う「生ゴーヤチューハイ」(500円)など。泡盛(400円~)はかめで熟成させた「久米仙」、「残波 白」、「カリー春雨」、古酒「瑞泉 青龍」「菊之露VIP」など。泡盛をオークだるで熟成させ、ウイスキーのような味わいの「GEM」を使ったハイボール(700円)も人気があるという。

 西田さんは「塚口に店を出して、この街の人たちの温かさに驚いている。開店して1日も休まず店を開けていると体のことを気遣ってくれるお客さんがいたり、店が忙しくなると皿を運んでくれるお客さんがいたり。地域の人に長く愛される店になるよう頑張らなければ。店の名前の通り、街も店も『うりずん』になれたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~23時。

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