特集 2023.10.02

スポーツ特化型神経整体院「パーソナルケア鍼灸整体院」が6周年

　「パーソナルケア鍼灸（しんきゅう）整体院」（尼崎市尾浜町3、TEL 06-6409-4744）が9月9日、開院から6周年を迎えた。

「パーソナルケア鍼灸整体院」外観。利用層は、スポーツに打ち込む子どもからプロアスリート、仕事など日常生活からくる不調に悩む人までと幅広く、県外から訪れる人もいるという

　　スポーツ特化型の神経整体院として、近隣住民のみならず多くのプロアスリートも通う同院。院長の濱田克弥さんは、長年、整骨院に勤務しながらスポーツトレーナーとしても活動し、生活習慣や姿勢、仕事が原因で起こる不調、スポーツによるけがなど、さまざまな症状に対応してきた。痛みが軽減しても、同じ動きや負担、クセなどにより再発してしまうケースを数多く見てきたことから、「根本的な原因を探り、再発しない体作りを目指す」ことを掲げ、同院を開いた。

濱田克弥さん。「1年目はビラ配りなどPRに必死だったが、ありがたいことに今では半分以上の方が紹介や口コミなどがきっかけで来院してくれるようになった。神経整体の周知や人材育成にも取り組みたい」と話す

　　同院では、「神経伝達に異常があると正しい動きができず、慢性的な痛みやゆがみが誘発される」とし、神経回路を整えることで動きやすい体を作り、症状の改善を目指す「神経整体」を取り入れる。自分の体がどうなっているのかを理解することも重要視し、「なぜ痛みが出るのか」を分かりやすく説明してから施術へ進み、個人に合わせトレーニングやメンテナンスケアのプランを作成。施術からトレーニング、メンテナンス、生活指導やセルフケアの提案まで、総合的にサポートする。

高気圧酸素カプセルドームなど、さまざまな設備を整える。院内には、プロアスリートのサインやユニホームも

　濱田さんは「初回はじっくり1時間、普段の生活や仕事、けがの履歴、動きなどを確認する。けがや不調で悩んだとき、解決につながる場所になれば」と話す。

　　「正しい体の動かし方を身に付ければ、けが防止やパフォーマンス向上につながるのでは」との考えから、2021年に子どもや50歳以上を対象とした運動スタジオ「ハマダ運動神経スタジオ」を設立。幅広いニーズに応えようと、今年から土曜・日曜・祝日の開院、「交通事故完全対応ガイドブック」の配布も始めるなど、さまざまな取り組みを展開する。

「ハマダ運動神経スタジオ」の様子。遊びながら正しい動きを身に付ける「キッズクラス」や、10歳～15歳が対象の「足速教室」、自分の足で歩くことを掲げた「50歳以上クラス」などを設ける