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尼崎「グンゼスポーツつかしん店」リニューアル 3つのプログラム新設

「High Five」イメージ。「運動と休養の『オンオフ』のバランスを取りながら、個人に合ったトレーニングを行う。目的や目標など、気軽に相談してもらえたら」と廣瀨さん

「High Five」イメージ。「運動と休養の『オンオフ』のバランスを取りながら、個人に合ったトレーニングを行う。目的や目標など、気軽に相談してもらえたら」と廣瀨さん

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 複合商業施設「グンゼタウンセンターつかしん」(尼崎市塚口本町4)内にあるスポーツクラブ「グンゼスポーツつかしん店」がリニューアルして2カ月がたった。

「ミライゼ」イメージ。「メインターゲットは40代以上。少人数制で気軽に声がけできる環境なので、コミュニティーづくりの場になれば」と田中さん

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 「グンゼタウンセンターつかしん」の前身施設「つかしん」が開業した1985(昭和60)年から運営するスポーツクラブ。スタッフの田中孝志さんによると、長年通う利用者は多く、中には開業当時からの会員もいるという。施設総面積は約8000平方メートル。

 昨年10月から約半年かけ、プールなど設備の移動や改修などリニューアルを進めてきた。これまで小規模の改修はあったが、大幅なリニューアルは施設初だという。田中さんは「『きれいになった』『びっくりした』など好評の声が届いている。スタッフも、あまりの変わり様に最初は戸惑ってしまった」と笑顔を見せる。

 リニューアルを機に、4月1日から「High Five(ハイファイブ)」、女性限定「フィットネス&コミュニティースタジオ ミライゼ」、「Gritter's studio(グリッターズスタジオ)」の3つのプログラムを新設。「High Five」は、一人一人の理想や目的に合わせた最適なトレーニング負荷を設定し、生活習慣をカウンセリングしながら食事面のアドバイスなどを行うパーソナルトレーニングプログラム。「休養」に重きを置き、疲労時に軽く運動することで血流改善を図り疲労物質の排出を促す「積極的休養」、体を動かさずゆっくり休んで肉体的な疲労を回復する「消極的休養」を取り入れる。

 トレーナーの廣瀨勇史さんは「High Fiveのコンセプトは『トレーニングでは負荷をかけるが、それ以外ではストレスをかけない』。食事を報告して指導を受けたり、追い込んでトレーニングしたりなと、パーソナルトレーニングにストイックなイメージを持つ人は多いが、運動の効果を最大化するために休養を取ることはとても大事。ストレスやプレッシャーを感じないトレーニングを進めたい」と話す。

 「フィットネス&コミュニティースタジオ ミライゼ」は、心拍数や消費カロリーなどが分かる器具を腕に着け、有酸素運動や筋力トレーニングを行う少人数制グループエクササイズ。35分の短い時間設定で、初心者でも気軽に続けられるプログラムを展開する。

 「非日常空間でココロおどるグループワークアウト」を掲げる「Gritter's studio」は、運動と休憩を繰り返す「HIITトレーニング」をメインとする45分のプログラム。音楽に合わせて照明が変わる薄暗い空間で、負荷のあるボールを投げたりサンドバッグを殴ったりなどさまざまな運動を行う。

 田中さんは「無理なく運動習慣が身に付く環境がそろっている。見学は随時受け付けているので、生まれ変わった施設を見てもらえたら」と呼びかける。

 施設営業時間は10時~22時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。新プログラムの料金は、「フィットネス&コミュニティースタジオ ミライゼ」「Gritter's studio」=各8,800円、「High Five」=入会金11万、パーソナルセッション料11万。実施時間、曜日、月回数は各プログラムで異なる。毎月10日・20日、毎月最終日定休。

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