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尼崎「つかしん」にフードホール「にしまちキッチン」 焼き肉、回転ずし店など

「にしまちキッチン」外観

「にしまちキッチン」外観

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 複合商業施設「グンゼタウンセンターつかしん」(尼崎市塚口本町4)に11月11日、フードホール「にしまちキッチン」がオープンした。

テラス席を設ける「にしまちテラス」。キッチンカーの乗り入れや地域の催しなど、さまざまなイベントを展開予定だという

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 同施設は、「ひがしまち」と「にしまち」の2つのエリアがあり、食料品ゾーンを中心に衣料や雑貨などさまざまな小売店が入るひがしまちから、飲食店が多く並ぶにしまちへ人が流れにくい傾向にあったという。施設内の回遊性向上を目指し、にしまちの大幅リニューアル工事を今年4月に始め、「にしまちキッチン」が完成した。

 コンセプトは「昼も夜も1日中いろいろなメニューを楽しめるダイナー」。淡路島の食材を使ったハンバーガー店「SHIMAUMA BURGER(シマウマバーガー)」、ショーロンポーなどを提供する「台湾タンパオ」、兵庫県初出店となる「焼肉たむら」、同じく県内初出店の韓国料理店「ウルトラソウル」、ラーメン店「大阪ふくちぁん餃子(ギョーザ)厨房(ちゅうぼう)」、回転ずし店「すし一流 楽」など、計9つのテナントが入る。面積は2075平方メートル。総席数は、共用席と店内席合わせて670席。

 グンゼ開発ショッピングセンター事業部つかしん事業所所長の宮所宏さんによると、同施設周辺には住宅地や大手企業の工場などもあるため、子どもを連れての食事や「仕事帰りに1杯」など、幅広い用途に合わせて利用できる場所を設けたいとの思いがあったという。「手軽に食べられるものから夕食として楽しめるものまで、多様なラインアップをそろえた。焼き肉や回転ずしについては、以前よりお客さまからの要望があった」と話す。「オープンした金曜、土曜、日曜と、開店してすぐに満席となる盛況ぶりで、期待以上の反応があった」と笑顔を見せる。

 テラス席を設けた「にしまちテラス」も新設。外壁を壁面緑化し、「目隠し植栽」として通路側に球状のトピアリーを植えたプランター、南側にマートルの生け垣を設置する。「ゆっくりくつろいでもらえたら。地域の催しやキッチンカーの導入など、イベント広場としても活用していきたい」と宮所さん。「最寄り駅からの動線整備、新店オープンなど、リニューアルは今後も継続予定。にしまちエリアを強化し、集客につなげたい」とも。

 「にしまちキッチン」営業時間は11時~22時。

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