「ローカルフェスティバル 祝祭の再興 ITAMI CITY JAM」が9月27日、伊丹市内の商業施設などで行われる。
新型コロナウイルスにより中止となった、関西最大級の無料音楽フェス「ITAMI GREENJAM'20」の実行委員会が、感染拡大防止に配慮した「新しい形のイベント」として企画した「ITAMI CITY JAM」。会場を伊丹市内3カ所に設けて来場者の流れを分散し、「兵庫県新型コロナ追跡システム」の導入、検温実施、マスク着用厳守、会場内の消毒などさまざまな対策を行う。
「ITAMI CITY JAM」は、「#表現を続けよう」をテーマに掲げた文化祭。第一線で活躍するアーティストから文化活動に取り組む市民団体、地元の園児まで計55組の「表現者」が、「イズミヤ昆陽店」「三軒寺前広場」「イオンモール伊丹昆陽」の3カ所に設けたステージで、さまざまな文化表現を繰り広げる。
「イズミヤ昆陽店」では、栗田裕希、カサ・スリム&トモダマコト、下津光史(踊ってばかりの国)ら7組が出演するライブステージ、世界で活躍するプロダンサーが一般出場者をジャッジする「ブレイクダンスクルーバトル&フットワークコンテスト」、DJライブ、スケートボード体験会、古着・ストリートファッションエリアなどを予定。地下1階フードコートには、伊丹市内の人気飲食店で構成する団体「伊丹五七会」による食堂が1日限定でオープンする。
「三軒寺前広場」では、CHARHAN、茉寿、nayutaら6組のアーティスト、市内小中学校、高校合わせて5校の吹奏楽部が出演するライブステージ、DJがやぐらの上でプレーする「BON DANCE」などを予定。アクセサリーやバッグが並ぶハンドメードショップも数多く出店する。
「イオンモール伊丹昆陽」では、「ITAMI CITY JAM」のメインビジュアルを手掛けた北窓優太さんをはじめ、BAKIBAKI、A.JAWS、ELPY(from TANAKA KAZUYA)ら6人のアーティスト、野間幼稚園、「アトリエ創治朗キッズクラス」の子どもたちが描いた巨大絵画を展示する(11月1日まで)。
開催時間は10時~17時。入場無料。