「尼ソニック2019」が10月13日・14日、阪神尼崎駅前の尼崎中央公園で開催される。
ステージ前には約800人分のイスとテーブルを用意(撮影:YURIカモメ)
市内の音楽好き有志と県自動車整備振興会尼崎支部の共催で開く、毎年恒例のライブイベント。昨年は約2万人が来場し、大きなにぎわいを見せた。
イベント実行委員会の辰野斉さんは「『尼崎にグレードの高い音楽祭を』と有志が集まってできた音楽祭。市内外から多数の来場者を呼び込み、尼崎の活性化とイメージアップにつなげることが目的。地元飲食店による屋台も出店するので、お客さまに『音楽と食』を満喫していただきたい」と話す。
メインステージは、ジャズトリオ「Ukulele Swing Trio」、琉球音楽をベースにしたファンクに手話を合体した「nada」、パワフルなボーカルで話題を集める大山まきさん、ジャンルを問わずさまざまな曲を演奏するバンド「ヒポポフォークゲリラ」、女性シンガー・ソングライター井上昌己さんら、2日間合わせて20組以上が出演。
サブステージは、パワフルな和太鼓の舞を披露する女性2人組「和太鼓 凛華」、バケツドラムを演奏する「大巨人(吉田匡志)」、ジャズをコンセプトにR&Bや和テイストを取り入れたオリジナル曲を展開する「GU-MI」、アクロバットダンスチーム「STUDIO TOTOLA」ら15組以上が出演する。
フードブースは、唐揚げ専門店「あっちゃんのからあげ」、「肉食酒場ビストロジャパン」「焼き鳥 鳥十」「Kitchen Cafe ACE」といった地元人気店、京都から参加する「39餃子」など、さまざまなジャンルの飲食店が出店予定。このほか、会場内のさまざまなエリアに登場する銅像パフォーマー「Mr Kids&ROBIT」、似顔絵販売、スーパーボールすくいなども用意する。
辰野さんは「出演アーティストは全てがお薦め。ライブを開けば会場を満杯にするようなアーティストが、30分単位で入れ替わり登場する」と胸を張る。「近隣住民への苦情対策なども真摯(しんし)に取り組み、努力している。協力し合ってみんなで楽しんでほしい」とも。
開催時間は10時~19時。恒例の「マイカー点検教室」は13日10時~12時、駅前スペースで行う。入場無料。