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尼崎・武庫之荘の洋菓子店「ウォルターピークファーム」でバレンタイン限定品

オーナーシェフの大野さん。若手スタッフの育成にも熱心に取り組む

オーナーシェフの大野さん。若手スタッフの育成にも熱心に取り組む

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 尼崎の阪急武庫之荘駅近くにある洋菓子店「ウォルターピークファーム」(尼崎市武庫之荘1、TEL 06-6432-3907)が2月5日、バレンタインスイーツの販売を始める。

1月からチョコレートケーキのラインアップを拡充

 「自然と季節からの贈りもの」をコンセプトに掲げ、新鮮な果物をふんだんに使うなど、素材の味を生かした自然な味わいの洋菓子が近隣のファミリー層や男性からも人気を集めている。武庫之荘出身のオーナーシェフ、大野優さん(58)が1992年にオープンした。

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 毎年、バレンタインに向けチョコレートスイーツを多種展開する。今年は1月から順次、「オペラ」「ショコラショコラ」「キャラメルショコラパッション」などチョコレートを使ったケーキ(300円~)のラインアップを拡充。2月5日からはギフトボックス入りトリュフとオランジェットを提供する。

 「ショコラトリュフ」(5個1,100円~15個3,100円)には、ルビー色とフルーティーな味わいで話題の「ルビーチョコレート」を使ったトリュフのほか、グランマルニエ(オレンジリキュール)のガナッシュを詰めたダークチョコレートのトリュフ、ミルクチョコレートのトリュフなどをセットにする。

 「オランジェット」(12本800円予定)には、大野さんがあらゆるかんきつ類で試作して「これが最高という結論に至った」という伊予かんを使う。繊細な香りとジューシーな食感を生かすため、8日間かけて朝晩火を入れ、柔らかく仕上げた伊予かんピールに、2種類のチョコレートをコーティングする(価格は全て税別)。

 大野さんは若い頃、おじが経営する奈良の洋菓子店「エメラ」(奈良市富雄元町)を手伝ったことをきっかけにパティシエの道へ。さまざまな店で修業を積み、独立を考え始めた頃、旅で訪れたニュージーランドで転機を迎えたという。

 「道路の引き方から料理の仕方まで、ありのままの自然を大切にする暮らし方に、初めて出合った。田舎の農場でいただいたスコーンのシンプルなおいしさに衝撃を受け、『菓子はこうあるべき』と気付いた。店の名前はその農場のもの」と振り返る。

 「店を出した当時は、ホテル出身のシェフなどが手掛けるきらびやかなケーキが全盛。素朴さや自然なおいしさを前面に打ち出すような洋菓子はまだ珍しかったが、武庫之荘のお客さんたちは自然に受け入れてくれた」と大野さん。「自分にとって菓子作りの基本は、自分の子どもに食べさせたいかどうか。お母さんが子どもに作るような気持ちで作っている」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~20時30分。

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