伊丹市昆虫館(伊丹市昆陽池3、TEL 072-785-3582)で現在、特別展「いたこんパラダイス むしとハッピー!」が開催されている。
「夏休みに、誰でも分かりやすく楽しみながら昆虫の魅力を体験できる展示を」と企画された同展。館長の奥山清市さんは「当館の学芸員による、ユニーク&マニアックに昆虫の『深イイ』魅力を紹介するコーナーをたくさん用意している。虫の『うんこ』や昆虫食、芋虫毛虫までディープな魅力が満載」と話す。
会場では、懐中電灯を使って夜行性の昆虫を観察する「むしむしナイトフィーバー」、昆虫と触れ合う「むしむしふれあいパラダイス」(10時30分~・13時30分~)などの体験コーナーや、昆虫食を紹介する「昆虫食パラダイス」、虫のフンについて学ぶ「むしのうんこパラダイス」、芋虫と毛虫の魅力を発信する「いもむし&けむしパラダイス」、世界のカブトムシやクワガタを生体展示する「世界のカブクワパラダイス」など多数のコーナーを展開する。
このほか、ハイスピードカメラで撮影した昆虫の飛ぶ姿を上映する「昆虫飛翔スーパースロー映像」(14時30分~)、虫と一緒に写真撮影できる「スペシャル昆虫撮影&観察会」(8月12日・25日、11時~、先着50人)、昆虫の写真や絵を使って作る「世界でひとつのオリジナルキーホルダーを作ろう」(同12日、10時30分~・13時~、要材料費)、「巨大いもむし&けむしと記念撮影」(同19日、11時~、先着20人)、奥山さんが出題するクイズに挑戦する「昆虫クイズパラダイス」(同25日、14時~、先着70人)、「学芸スタッフトークショー」(同10日・13日~16日、14時~、先着70人)なども予定する。
奥山さんは「虫からこれまで知らないことを学んだり、虫を通じて話が盛り上がったりすると、幸せな気持ちになる。今回の展示は、そのハッピーな気持ちを少しでもお伝えできればとの思いで作り上げた。理屈抜きで気軽に楽しんでほしい」と話す。
開館時間は9時30分~16時30分(入館は16時まで)。火曜休館(8月14日は開館)。入館料は、大人=400円、中学生・高校生=200円、3歳~小学生=100円。8月31日まで。