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尼崎・武庫之荘に肉料理「310フィールド」 伊丹の肉弁当店が移転、食堂へ

看板メニュー「ビーフ・アマンドラ」

看板メニュー「ビーフ・アマンドラ」

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 尼崎・武庫之荘に肉料理専門店「310field(サンイチマルフィールド)」(尼崎市武庫町1、TEL 06-7220-3026)が移転オープンして3カ月がたった。

一番人気の「ビーフステーキ丼」

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 食肉卸業を営む峯脇宗雄さん、公美さん夫婦が2009年、伊丹で肉弁当の専門店として創業した同店。肉質を見極める選択眼や仕入れルートなど、卸業で培った知識を生かした弁当は評判を呼び、多くのファンを集めてきた。

 峯脇さんは「創業10周年に向けて『10年目の創造』として店を尼崎に移転し、弁当店からレストランへ転向することにした。これまでのお客さまから頂いた『作りたてを食べたい』との声に応えたかった」と話す。新店の場所には伊丹時代と同様、武庫川に近い静かな住宅地を選び、「ジャージーでも来られる」気楽な雰囲気を出そうと、アメリカのダイナーのようなスタイルを目指したという。店舗面積は12坪、席数は20席。

 ライス付きメニューは、ガーリックライスの上に柔らかなサーロインステーキを載せた「ビーフ・アマンドラ」(1,080円)、伊丹時代から最も人気という「ビーフステーキ丼」(950円)、「とにかくがっつり食べたい人にお薦め」という大盛りライスにポークロースステーキ3枚を載せた「マーヴェラス・ビッグアース」(700円)、「ブッチャーズ・ハンバーグ」(630円)、「なめらかオムライス」(680円)などを用意。サラダ、スープを追加することもできる(180円)。半月ごとに変わる限定メニューも従来通り継続し、8月14日までは「肩ロース焼き肉」(800円)を提供する。

 サイドメニューは「フライドポテトチーズのせ」(250円)、牛スジと野菜を韓国風タレで炒めた「牛スジロック」(580円)、「ローストビーフサラダ」(800円)など14種類。生ビールやチューハイ、ハイボールなどドリンクも各種そろえる。

 峯脇さんは「母が佐世保の出身だったことから、幼い頃休日を過ごした基地のまちの雰囲気やアメリカらしいスタイル、味に愛着がある。新しい店も、街の誰もにとって身近な肉食堂になれたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~14時30分、17時~21時。テークアウトにも対応する。

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