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尼崎・塚口に「海鮮丼とアレ どらねこ」 昼は海鮮丼ランチ、夜は居酒屋

オーナーの川岡美咲さん

オーナーの川岡美咲さん

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 阪急塚口駅近くに「海鮮丼とアレ どらねこ」(尼崎市塚口町1、TEL 06-6427-4230)がオープンして3カ月がたった。

3度楽しめる海鮮丼ランチ。イクラ、甘エビ、ホタテ貝柱、タイ、ハマチ、マグロ、サーモン、モンゴウイカなど旬に応じて8種類の海鮮がのる

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 昼は海鮮丼ランチ、夜は刺し身や焼き物、揚げ物など居酒屋メニューを提供する同店。店舗面積は約10坪、席数はカウンター10席、テーブル10席。

 オーナーの川岡美咲さんが「夫と一緒に飲食店を開業したい」との夢をかなえ、オープン。共に飲食業界経験があり、「お店の魅力は人」との思いからコンセプトを「団欒(だんらん)」とし、家族のような雰囲気で迎えることを大事にしているという。

 川岡さんは「店名の『どらねこ』は魚料理を提供することから連想して名付けた。いたずら猫のイメージで、フッと笑ってしまうような仕掛けをしている」とほほ笑む。

 店名にある謎の一言「アレ」とはその日のお薦めメニュー。メニュー名にもこだわり、「鯛のガーリックバター焼き」は「タイガー焼き」、「黒豚みそ」は「マチャロ」とその一品が好きな同級生のあだ名にするなど、思わず客が「何ですか?」と尋ねたくなる仕掛け。そのほかにも川岡さんの名刺にはオーナーの代わりに「オーニャー」、準備中の看板には「体力温存中」の札を掛けるなど遊び心を見せる。

 昼メニューは「どらねこ海鮮丼」(800円)のみ。しょうゆ、ピリ辛韓国風、特製ゴマ、オリーブオイルとガーリック、おろしぽん酢の5種のタレから1種を選び、途中でとろろを投入、最後はダシ茶漬けという3変化が楽しめる。

 夜メニューは「だしまき」(480円)、「鴨の生ハム」(680円)、「エビマヨポーネ」「マグロのレアステーキ 大葉とチャンジャのソース」(以上780円)のほか、刺し身、焼き物、揚げ物、サラダ、ご飯物などを用意する。ドリンクメニューは、焼酎「一番札」(380円)、「金黒」(400円)、「一粒の麦」「おこげ」「鍛高譚」(以上480円)、「佐藤」「富乃宝山」(以上580円)、「赤兎馬」(600円)などのほか、日本酒、ビール、チューハイ、ハイボール、カクテル、果実酒、ソフトドリンクもそろえる。価格は全て税別。

 川岡さんは「一人で来店されるお客さんも多く、夫婦漫才みたいな掛け合いをする私たちとお客さんでおしゃべりが盛り上がることも。ご飯を食べる時間は心が緩むひととき。家に帰ってきたような感じで和んでもらえたらうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、昼=11時30分~14時、夜=17時~21時30分。日曜定休(月曜が祝日の場合は月曜)。

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