尼崎の西武庫公園(尼崎市武庫元町3)で3月24日から、「桜まつり」が開催される。
武庫川の河川敷近くに広がる約7ヘクタールの同公園。毎年春に約500本の桜が咲き、花見に訪れた家族連れやグループでにぎわう。恒例となった桜まつりでは今年も公園入り口に約15店の屋台が並び、桜の木にピンクのぼんぼりがともされる。
週末にはステージが設けられ、地域のグループが音楽やダンスのパフォーマンスを披露するほか、フリーマーケットに約70店が出店する予定。
実行委員長の小松和一さんは「33年前、武庫之荘に住んでいた桂米朝さんの奥さんが地域の桜を短冊で飾っていたことがきっかけで、阪急武庫之荘駅南の桜並木や西武庫公園の桜にぼんぼりをともすようになったのがまつりの始まり。今年は開花が早まると予想されているが、30年以上にわたって西武庫の桜がまつりの時期を外したことは一度もないので、今年も大丈夫では」と話す。
開催時間は10時~16時。4月8日まで。ステージとフリーマーケットは3月31日、4月1日・7日・8日。