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伊丹の「パティスリー ウサギ」1周年 フルーツと野菜を組み合わせたケーキも

店舗外観

店舗外観

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 阪急伊丹駅前ひがし商店街にある「patisserie usagui(パティスリー ウサギ)」(伊丹市中央1、TEL 072-744-2790)が1周年を迎えた。

「レモンと仁淀川山椒のタルト」など遊び心のあるケーキも

 「パリ・ブレスト」や「フレジエ」といったフランスの伝統菓子を提供する同店。オーナーパティシエの村西理沙さんは、子どもの頃から菓子作りが好きで、中学時代にクリスマスプレゼントでもらったフランスの菓子レシピ本をきっかけに、パティシエになることと本場フランスに行くことを目指すようになったという。

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 短大の仏語学科を卒業後、パティスリーで半年、知人のギャラリーカフェで1年3カ月ほど経験を積み、2009年に渡仏。パリやアルザス地方にあるパティスリーやレストランで修業し、自分の店をオープンするため、2016年に帰国した。

 祖父母の代から同商店街で商売を始め、現在母親が営む婦人服店「コクリコ」の建物をリニューアルすることになり、隣で2017年3月に同店をオープンした。ウサギ好きなことから店名を「ウサギ」とし、「ギ」を仏語らしく「gui」と表記している。

 村西さんは「フランス菓子は昔からあるものだが、デコレーションの方法など、進化し続けているのが面白い。伝統的な技法をベースにしながらも、新たな素材を組み合わせるだけで斬新な菓子が生まれる」と話す。

 パリのレストランでシェフと一緒に仕事した経験から、フルーツに野菜やハーブを組み合わせるなど、自由な発想で作るケーキが特長。これまでに「オレンジとオレガノのタルト」「モモとシソのムースゼリー」「しょうがとキンカンとココナッツのシブースト」などを作ってきたという。

 ケーキは、定番の「ショコラ」「ピスタチオのミルフォイユ」(以上500円)、「パリ・ブレスト」(520円)のほか、季節に応じて8種類ほどが並ぶ。焼き菓子は「ケーク・ア・ラ・バニーユ」(250円)、「クロッカン・オ・ノワゼット」(300円)、「サブレ・スペキュロス」(350円)、「サブレ・ショコラ」(400円)のほか、伊丹市の茶専門店「みどり園」とコラボした「ブール・ド・ネージュ・オ・テ・ヴェール」(350円)など、9種類ほどを用意する。価格は全て税別。

 村西さんは「日本で浸透していないフランスの伝統菓子があるので、それらを提供することで、お客さまに『こんなにもおいしいものがあるんだ』など、新しい発見をしてほしい。いずれはカフェも開けたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~19時。水曜・木曜定休。

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