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尼崎の尾浜商店街で「おう桜まつり」今年も 地域盛り上げる「名月姫」募集

昨年の名月姫コンテストの様子

昨年の名月姫コンテストの様子

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 尼崎の尾浜商店街(尼崎市尾浜町3)で4月1日、「おう桜まつり」が開催される。

今年の「名月姫カレンダー」(1月~6月)

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 庄下川(しょうげがわ)に掛かる名月橋から産業道路(県道13号線)にかけて東西約500メートルに伸びる同商店街。住民同士の交流を促すため、ボランティア活動などをするともらえ、手助けを求めたい時などに使える地域通貨「おう」(1おう=100円)を発行することでも知られる。川沿いの桜が見頃を迎えるこの時期の風物詩として多くの人が訪れる同祭は、今年で12回目を迎える。

 ハイライトは、同地に伝わる平安時代の美女「名月姫」の伝説にちなんで開催される「名月姫コンテスト」。優勝者には5万円分の旅行券を贈るほか、まちを盛り上げる「名月姫」としてのミッションが与えられる。活動内容は、名月姫ゆかりの「尾浜八幡神社」の例祭「観月祭」への参加、「名月姫カレンダー」の製作協力、次年度のまつりへの参加など。準名月姫には100おう(=1万円相当)、参加賞には20おう(=2,000円相当)を贈る。

 事務局長の綿瀬和人さんは「昨年は9人が出場した。地域が一丸となる祭りなので、尾浜を元気にしてやるぞ、年に一度のイベントを盛り上げてやるぞ、という人に参加してもらいたい」と呼び掛ける。出場資格は19歳~29歳の女性。「自称でもいい」(綿瀬さん)という。選考は、クイズと観客100人による投票の合算による。申し込みは電話(綿瀬さん、TEL 090-7483-9071)で受け付けるほか、当日の飛び込み参加も可能。

 当日は地域の店舗や活動団体が飲食・雑貨などのブースを出店するほか、音楽パフォーマンスでは「ザ・名月姫ソング」を歌うレ・アール、沖縄三線の戎剛さん、わらべ歌ロックの衣川亮輔さんなどがゲスト出演する。尼崎双星高校や大成中学のブラスバンド部によるパレード、学生アイドルらによるパフォーマンスも予定する。「おう」を10枚分の価格(1,000円)で11枚購入できる特別販売も行う。

 開催時間は11時ごろ~16時ごろ。雨天中止。

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