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尼崎・塚口駅近くに居酒屋「和くわく」 すし店での修業経て独立

店主の村田さんと特大の岩ガキ、ハマグリ

店主の村田さんと特大の岩ガキ、ハマグリ

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 阪急塚口駅近くに6月25日、居酒屋「居肴屋(いざかなや)和くわく」(尼崎市塚口本町1、TEL 06-6435-8650)がオープンした。

飲食店が集まる塚口商店街の一角にある店舗

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 店舗面積は約30坪。席数は1階にカウンター5席、テーブル10席、2階に8人・20人収容の宴会場2室も備える。店主の村田理晃(としみつ)さんは尼崎出身の33歳。西宮のすし店に13年間務めた後に独立を決意し、地元に自身の店を構えた。「出店を決めてから開店までわずか2カ月。駅至近の好物件も見つかるなど、いろんなことがトントン拍子だった」と笑顔を見せる。

 店の主力は「新鮮な魚」。店主が毎日手書きするという「本日のお品書き」には、造り、焼き物、煮物、揚げ物、一品など種類ごとに旬の魚介の名がズラリ。「毎朝、自分で中央市場へ出向いて仕入れる。鮮度はもちろん、ボリュームにもこだわる」と言い、カウンター上には大型の岩ガキやハマグリ、タチウオやキンキなどが所狭しと並ぶ。

 看板メニューは「本まぐろのお造り(とろ)」「とらふぐてっさ」(以上1,296円)、「特大ハマグリ浜焼き」(2個、648円)、「キンキの塩焼き」(4,320円)など素材の味をストレートに生かしたものが中心。価格は時価。ドリンクは中生ビール(486円)、山形の地酒「東光」、秋田の「まんさくの花」、京都の「金鵄正宗」(以上864円)など。

 店名は「客も自分も楽しみながら、料理を提供したい」との思いを込め、村田さん自身が考えた。村田さんが所属する地域野球チーム「ビールボーイ」のメンバーもよく訪れ、にぎやかに過ごすという。「毎日新鮮な魚を用意しているので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と村田さん。

 営業時間は17時~24時。宴会場は要予約。

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