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尼崎南部の情報誌「南部再生」通巻50号達成 街に定着、さらなる継続へ

さまざまな職業が集まり構成される「編集部員」

さまざまな職業が集まり構成される「編集部員」

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 2015年4月に通巻50号を迎えた情報誌「南部再生」の編集会議が5月29日、尼崎の三和市場にあるイベントスペース「とらのあな」(尼崎市建家町)で開かれた。

次々と意見が飛び交う編集会議

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 「南部再生」は、尼崎の公害訴訟の和解金の一部を活用して設立された「尼崎南部再生研究室(あまけん)」が、同市南部地域の活性化へつなげる取り組みの一環として2001年に立ち上げた街の情報誌で、年間4回ほどのペースで発行している。

 会社員や学者、行政機関など、それぞれさまざまな仕事に就く「あまけん」の会員がボランティアで編集部員となり、仕事の合間や普段の生活の中で、「あの場所はどうなっているのか」「この前見たあの施設はなんだろう」など、「何だか気になる」尼崎の情報を収集。同誌発行1~2カ月前に開かれる「編集会議」で持ち寄ったネタを発表し、おおまかな掲載内容を決定していく。

 これまで発行してきた同誌の特集には、尼崎のお笑いについて取り上げた「ボケの街。」、これぞ尼崎のオヤジという中年男性を紹介した「ちょい尼オヤジ」など、思わず笑ってしまうような大喜利さながらのタイトルや、「そうだ選挙、行こう。」など一見難しい内容なのではと思わせるものも。

 「選挙の特集だが、内容はイラスト付きでおすすめの街頭演説スポットなどを紹介する『まだまだ間に合う市議選必勝マニュアル』などクスッと笑ってしまうもの。当誌は一見真面目だけどふざけているような、力の抜き具合を楽しめるものを目指しているんだと、50号目にして気が付いた」と話すのは編集部員の若狭健作さん。取材先で「読んでるよ」と声を掛けられたり、感想がメールやハガキで送られてきたりすることもあるそうで、「50号も出すと街に『雑誌』として定着するんだなと肌で感じる。この先、発行が遅くなったとしても長く続けていきたい。感想や意見などぜひ寄せてほしい」と話す。

 「南部再生」は、配布協力している市内の郵便局や阪神電鉄市内各駅、飲食店などに置かれているほか、定期購読(年会費1口1,000円~、年4回発行分)も受け付ける。感想や意見、定期購読に関する問い合わせは、「あまけん」のホームページまで。

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