「都ホテル尼崎」地下1階の「中国料理 四川」(尼崎市昭和通2、TEL 06-6488-4970)が2月4日から、兵庫県の食材を使った中国料理とワインのイベント「ひょうご五国十宝とワインの晩餐(ばんさん)」を開催する。
摂津、播磨、丹波、但馬、淡路の「五国」からなる兵庫県の各地を代表する食材から、中国料理に合うものをポイントに選んでコース仕立てのメニューを作成。料理をワインと組み合わせて楽しむイベントにした。同ホテルの担当者は「コロナ禍で疲れた心を元気づけるとともに、兵庫県内の食材産地を盛り上げようと企画した」と話す。
摂津の「神戸牛」オーブン焼きや播磨の「明石鯛」の中華刺し身、「丹波産黒豆」とエビの春巻き、「但馬産山椒」を利かせた播磨の「播州百日どり」スパイス炒め、「淡路島産えびすもち豚と淡路産蒸し玉葱(たまねぎ) 甜醤油(テンジャンユ)ソース」など、五国の食材を10種類、「十宝」使った全7品のメニューを用意した。中には、尼崎・猪名寺にある「ささはら菜園」のイチゴで作ったデザートプレートも。
ワインについては、輸入販売を手掛ける企業「エノテカ」が協力した。同社とホテルの担当者が「中国料理と合わせることでよりおいしさが引き立つよう、メニューとの相性を考えて選定した」という。フランス「ルイ・ロデレール」のシャンパーニュ「コレクション242」から、スペイン産のロゼワインやカヴァ(スパークリングワイン)、イタリア産の白・赤ワイン、フランス「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド」の甘口白ワイン「レゼルブ・ムートン・カデ・ソーテルヌ」まで、6種類を供する。
担当者は「兵庫県の食材やワインのエピソードなどを交えながら、お客さまに料理とワインのペアリング(組み合わせ)を楽しんでもらうイベント。この機会に、兵庫の食材や中国料理、ワインとの新たな出合いを体験し、豊かなひとときを過ごしてもらえたら」と話す。
予約制で、提供時間は18時~。月曜定休。料金は1万9,000円。2月13日まで。状況により営業日、営業時間を変更する場合がある。