「とろり天使のわらびもち 伊丹店」(伊丹市中央5、TEL 080-2569-8990)がオープンして1カ月がたった。
店内の様子。開店して1カ月がたち、片桐さんは「地元の方のリピートも多く、喜ばれている」と言う
大阪発のわらび餅専門店「とろり天使のわらびもち」は、関西を中心に東京や九州などにも展開する。伊丹市初出店となる伊丹店はテークアウトのみで、店舗面積は13坪。同店マネジャーの片桐健太さんは「伊丹はオーナーが過去に7年住んでいた地。ここで勝負したいと思っていたところ、良い場所が見つかってオープンできた」と出店の経緯を話す。
主力の「生わらびもち」は、材料の配合や炊き方などを工夫してやわらかさを追求したといい、つまようじが刺さらないほどやわらかいため割り箸を添えて提供する。まぶしたきな粉には砂糖を入れていない。「わらび餅には本わらび粉を使用しており、上品な味に仕上げた」と片桐さん。味は「和三盆」と「あずき」があり、サイズは小箱(200グラム、600円)、大箱(400グラム、1,080円)の2種類。50円増しで黒蜜を追加できる。
「わらび餅のとろとろの食感を生かした」というアレンジメニューも2種類用意した。「飲むわらびもち」(680円)は、カップの底にわらび餅を入れ、生クリームをトッピングしたドリンク。アルバイトの女子高生が、食感から「ストローで飲めるのでは」と発想して生まれたメニューだという。「ミルクティー」「抹茶」「黒蜜」の3種類がある。「クリームわらびもち」(4個入り、1,800円)は、スプーンですくって食べるカップ入り。わらび餅に純生クリームがのっており、好みできな粉をかける。プレーン、ほうじ茶、黒ゴマの3種類があり、「ミックス」(プレーン2個、ほうじ茶・黒ゴマ各1個)も用意する。
片桐さんは「とろとろな食感のわらび餅を一度試してみてほしい。地元から愛されるよう、スタッフの接客・サービスも含め『また行きたくなる』店作りを心掛けている。明るく元気なスタッフとの会話も楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は10時~20時。