伊丹市は現在、市内コワーキングスペース、レンタルオフィスの利用を補助する「コワーキングスペース等利用補助事業」を行っている。
コロナ禍における「新しい働き方」として注目される「テレワーク」を支援しようと、11月1日に始めた取り組み。市内対象施設の利用料を最大半額補助する。
対象施設は現在、「コワーキング&シェアオフィス FLEXY(フレクシー)伊丹」(伊丹市中央1)、「町家大星シェアオフィス」(伊丹5)、テレワーク専用ルームを設ける「カフェ クオーレ」(南野北5)の3カ所(10月29日時点)。補助方法は、「施設側が利用料金を割引し、割引分をまとめて翌月末までに市へ請求」「利用者が料金をいったん全額支払い、半額分を翌月末までに市へ請求」のいずれかを選択する。
「コワーキング&シェアオフィス FLEXY伊丹」の岡崎哲也さんは、「『補助申請は自分でしなければならないのか』『期間はいつまでか』といった問い合わせが多く、フリーアドレスデスクの利用件数は、補助がスタートした11月前半で10月前半の60%増となっている。利用者からは『半額補助はありがたい』『知り合いに取り組みを紹介したい』など声が寄せられている」と話す。
補助対象期間は来年3月31日まで。