高級食パン専門店「これは秘密にしませんか」(尼崎市武庫之荘1、TEL 06-6423-7854)が、阪急武庫之荘駅北側にオープンして間もなく1カ月がたつ。
シャンパンが香る大粒レーズンがほんのり甘みのある生地に合う「葡萄の誘惑」
運営は、飲食業などを営む「ARUZAMU」(山形県山形市)。独特なネーミングの食パン専門店を全国で次々にヒットさせているベーカリープロデューサーの岸本拓也さんにプロデュースを依頼し、8月15日にオープンした。岸本さんが手掛けるベーカリーは尼崎市内初出店。店舗面積は約20坪。
食パンは、無添加の生クリーム、国産バター、奄美大島産黒糖、北海道産蜂蜜などを使い、やわらかくきめ細かい口当たりに仕上げたプレーン食パン「秘密の出逢い」(864円)、シャンパンが香る大粒レーズンをちりばめた「葡萄(ぶどう)の誘惑」(1,058円)の2種類。「オリーブオイル&チーズ」「濃厚チョコレート」「ダブルベリー」の3種類のスプレッド(各864円)なども用意する。
客層は、近隣に住む主婦や年配客、会社帰りのサラリーマンと老若男女問わず幅広いという。同店オーナーは「やわらかくほんのりした甘みが病みつきになると好評を頂いている。『食欲が落ちている家族がこのパンだけは食べてくれた』『普段耳を残す子どもが全部食べていてびっくりした』との声も届いている」と話す。
「店名の由来にもなっている『思わず秘密にしたくなるおいしさ』を一度ご賞味いただければ。お客さまを幸せにできる食パンを提供することを一番の目標として営業している」とも。
営業時間は10時~19時(なくなり次第終了)。