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園田学園女子大の学生が「栄養機能食品マヨネーズ」開発 兵庫県企業と産学連携

商品名「スマートエッグ」は、栄養バランスの取れた食事「スマートミール」と卵を組み合わせた造語

商品名「スマートエッグ」は、栄養バランスの取れた食事「スマートミール」と卵を組み合わせた造語

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 園田学園女子大(尼崎市南塚口町7)と鶏卵会社「籠谷(カゴタニ)」(兵庫県高砂市)が共同開発したマヨネーズ「スマートエッグ」が9月1日、発売された。

商品を試食し、意見を出し合うプロジェクトメンバー

 ビタミンEが補給できる、国内初の「栄養機能食品マヨネーズ」として誕生した同商品。アミノ酸系調味料や砂糖を使わず、兵庫県のブランド卵2種(奥丹波の卵、高砂の夕日)、ひまわり油、淡路島産の藻塩、国産蜂蜜などで仕上げ、「マヨネーズ本来の味」も追及した。

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 同大食物栄養学科・渡辺敏郎教授のゼミで管理栄養士を目指す学生と籠谷が産学連携し、2019年に新商品プロジェクトを発足。マヨネーズについての勉強会、用途や購入状況を調べるアンケート調査、スーパーの売り場観察などさまざまなリサーチを重ね、「マヨネーズはカロリーゼロやハーフなど健康を意識したものが多い」ことに着目。これまで商品例のなかった「栄養機能食品マヨネーズ」の開発が決まった。

 学生メンバーの「子どもたちにマヨネーズ本来の味を知ってほしい」という思いの下、「ベストな味」を求め何度も試作と配合を繰り返し、29回目にようやく納得のいく配合組成が決定。新型コロナウイルス感染拡大により、発売日が当初の予定から2カ月遅れるというアクシデントにも見舞われたが、今回ようやく発売にこぎ着けた。

 学生が考案したレシピを紹介するサイトページも制作。「小松菜とツナのサラダ」など、同商品と食材を和えるだけでできる簡単なものから、「トマトと卵の洋風みそ汁」「こうじ甘酒マヨスムージー」など、用途の可能性が広がる学生ならではのレシピも掲載する。

 価格は350円前後。籠谷の直売所「yellow(イエロー)」(高砂市新井町若宮町)や、県内の一部スーパーなどで発売。

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