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尼崎・塚口の人気焼き肉店「じゅん亭」が新業態 精肉、弁当、総菜を提供

「精肉お弁当お惣菜 じゅん亭」店舗外観

「精肉お弁当お惣菜 じゅん亭」店舗外観

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 「精肉お弁当お惣菜(そうざい) じゅん亭」(尼崎市塚口本町3、TEL 06-6429-0298)が、オープンから2カ月を迎えた。

さまざまな部位が並ぶ精肉コーナー。黒毛和牛にこだわり、おいしさを保つため真空パックで提供する。ランプやマルシンなどヘルシーな赤身が人気で、週に2回通う客も。「おもたせやお中元としての需要も」と正木さん

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 市内に3店舗を展開する人気焼き肉店「じゅん亭」の新業態。少量ずつ真空パックで販売する精肉、ステーキやハンバーグなどをメインとした弁当、野菜をふんだんに使った総菜を提供する。イートインスペースは6席。

 代表の正木雄樹さんは「『一頭買い』の良さを余すことなく生かしたスタイルを考えていた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初の予定より遅れての出店となったが、焼き肉店が営業自粛期間中にテークアウトのみとなったことで、テークアウトのさまざまなノウハウを得ることができた。黒やグレーを基調にしようとしていた店内も、コロナ禍で沈んだムードを打破しようとイエローにして明るくした」と笑顔を見せる。

 弁当メニューは、「サーロインステーキ弁当」(2,800円)、「赤身ステーキ弁当」(2,500円)、「ハンバーグ&サイコロコンビ弁当」(1,800円)、「焼肉丼」「ハラミ丼」(1,000円、価格は全て税別)など。精肉コーナーから好きな部位を選んで弁当にすることもできる。

 総菜は、京都や尼崎の無農薬野菜を使った和・洋・中・韓さまざまなジャンル約10種類を用意。「白砂糖は使わず、一番搾りのなたね油や有機しょうゆなどで仕上げている。体に負担を掛けずにおいしく食べられるよう心掛けている」と正木さん。

 客層は、近隣住民をメインに老若男女問わず幅広いという。「小学生がコロッケを買いに来たり、近所の方が『この部位焼いといて』と注文しに来られたりとさまざま。細かいニーズに対応できるのは小売店ならではだと思う。昔ながらの商店街や路面店が少なくなる中、お客さまとの距離感を大事にしたい」と話す。「肉や野菜を余すことなく使って食品ロスを減らし、今後は持ち帰り容器を改善するなどサステナブルな考えも取り入れていきたい」とも。

 営業時間は11時~20時。月曜定休。

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