尼崎・武庫之荘の印鑑メーカー「Sirusi(シルシ)」(尼崎市南武庫之荘5、TEL 06-4400-5418)が6月30日、自社商品「印グラフィー」を用いた新商品を発売した。
溶かした蝋(ろう)を垂らしスタンプを押す「シーリングスタンプ」
「自分らしい印(しるし)をつくる」をテーマに2018(平成30)年に創業した「Sirusi」。アートのように文字をデザインする「タイポグラフィー」を使った印章シリーズ「印グラフィー」は、テレビ番組で取り上げられるなど話題を集めている。
今回発売される新商品は、「エンボッサ―」(1万6,500円~)と「シーリングスタンプ」(5,500円~)の2種類。身近な文具などをオリジナリティーのある特別なアイテムに変化させる新提案「文具DIY」の第1弾として誕生した。社長の盛佳男さんは「印グラフィーを購入した方から『印グラフィーを他のアイテムへ流用し、自身のパーソナルマークとして使っていきたい』という要望を頂くことが多かった。その声に応える形で『文具DIY』を発表した」と話す。
デザインフレームは、自身の名前をデザインするもの、家紋のような「レトロ和紋」、イニシャルを使った「ウエディングフレーム」など120種類を用意。オリジナルデザインのデータ入稿も可能。盛さんは「オンラン化が進む現代において、郵送物や手紙は特別な存在になりつつある。無機質な封筒にオリジナルの印を付けることで他とは違う印象付けを行うことができ、名前や店のマークを覚えてもらうきっかけにもなる。『文具DIY』第2弾として、ガラスや金属、布などに押せるクラフトスタンプ、焼き印なども企画しているので、ご期待いただきたい」と意気込む。
エンボッサ―とシーリングスタンプは、Sirusiオンラインショップで取り扱う。