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尼崎の商業施設「つかしん」が通常営業再開 「新しい生活様式に合った催しを」

つかしん1階「鯛将」。明石から直送される鮮魚をメインにすしのテークアウトなども展開。週末など大きなにぎわいを見せている

つかしん1階「鯛将」。明石から直送される鮮魚をメインにすしのテークアウトなども展開。週末など大きなにぎわいを見せている

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 尼崎の複合商業施設「グンゼタウンセンターつかしん」(尼崎市塚口本町4、TEL 06-6420-3300)が、7月1日から通常営業を再開した。

新鮮な野菜や果物を手頃な値段で販売する「モモタロー」。週末などたくさんの人でにぎわう。緊急事態宣言後はステイホームにより自炊率も増え、利用客は多かったという

 広大な敷地に、大型スーパー、小売店、レストラン、カフェ、温泉施設などをそろえ、地元民憩いの場として親しまれる同施設。新型コロナウイルス感染拡大により、テナントの休業や営業時間短縮などさまざまな影響が出ていたが、同日より通常営業を再開。アルコール消毒設置、従業員のマスク着用、換気、ソーシャルディスタンスの確保といった感染拡大防止策を徹底する。

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 営業時間短縮期間の様子について、同施設に入るテナントに話を聞くと、「当店やスーパーは開いていたが小売店は休業しており、真っ暗で別世界のようだった」(青果店 モモタロー)、「自粛期間中は魚を丸ごと1本購入する方が多かった。家族でさばいてみるなど『おうち時間』を楽しむ工夫をしていたのでは」(鮮魚店 鯛将)、「地域の人に少しでも通常の生活を維持してもらいたいとの思いで営業を続けた」(唐揚げ専門店 あっちゃんのからあげ屋)、「3密を避ける方法をスタッフと話し合い、レジを増設するなど取り組みを行った」(精肉店 牛兆)、「3月にオープンしたが、4月には緊急事態宣言が出てしまい不安だった。現在は徐々に客足が戻りつつある」(キムチ専門店 春川)、「テークアウト限定となり1人での営業となったが、『買い物ついでに』と無給で清掃やピザの箱折りなど手伝ってくれるスタッフもいた。店を存続させなければとの思いで頑張っていた」(大衆イタリア食堂アレグロ)などの声が聞かれた。

 グンゼ開発ショッピングセンター事業部の宮所宏さんは「通常営業再開は、お客さまと各店舗の協力があってこそ。コロナ禍で飲食店は特に多大な影響を受けており、今後大きく盛り上げていく必要がある。フードコートにアクリル板を設置したり、盆踊りや屋外広場の噴水など夏のイベントを自粛したりするなどさまざまな対策を行いながら、新しい生活様式に合わせた企画や催しを考え、集客につなげていきたい」と話す。

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