尼崎市出身の女性デュオ「あまゆーず」が制作した楽曲「コロナウイルスにまけないぞ」が現在、話題を集めている。
あまゆーずは、元保育士のあーやんとゆーみんによる弾き語りデュオ。曲調はバラードからアップテンポまで幅広く、元保育士ならではの掛け合いや振り付けで子どもから大人まで楽しめるライブを展開している。現在、新型コロナウイルス感染拡大により、予定していたほとんどのライブやイベントが中止になるなどさまざまな影響が出ているという。
「コロナウイルスに負けないぞ」は、メンバーのあーやんさんが5歳の息子から「コロナウイルスって何?」と聞かれたことがきっかけとなり制作。「手洗いの大切さ」を訴える内容でありながら、「鼻ほじほじ」「口ペロペロ」「目かいかい」といった、子どもがついやってしまいがちなウイルス感染につながる行動を、口ずさみやすいメロディーに乗せて紹介するなど、面白さや楽しさも意識した。
歌とともに手描きのイラストを使って曲の内容を伝える動画も制作。4月20日にYouTubeで公開したところ、保育園や幼稚園から「園で流している」「口ずさみながら手を洗っている」「子どもたちが積極的に手を洗うようになった」などさまざまな声が上がり、SNSでも拡散され話題を集めている。
あまゆーずの2人は「元保育士である私たちが今できることは何かを考え、コロナウイルスから子どもたちを守るために曲と動画を制作した。子どもたちに親しんでもらわないと広まらないと思い、『聴いていて面白く、手を洗おうと思える楽しい歌』を意識した。正しい手の洗い方を盛り込んでいるので、この曲をきっかけに大人の方も再認識していただければ」と話す。
「自粛生活が続き、心も体もしんどい時。もう少し一緒に頑張って、またライブやイベントができるようになったら、皆さんと思いっきり歌って踊って弾けたい。会える日を楽しみにしている」とも。
曲に関する問い合わせは、所属事務所「Office SHINKOU」ホームページの問い合わせフォームから受け付ける。