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尼崎・杭瀬のサラダ専門店が移転新装 鮮魚店コラボ「サバーガー」主力に

店舗外観。看板は似顔絵アーティストの後藤宙(そら)さん(オルガティオギャラリー)が手描きした

店舗外観。看板は似顔絵アーティストの後藤宙(そら)さん(オルガティオギャラリー)が手描きした

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 阪神杭瀬駅近くのサラダ専門店「amaサラダ」(尼崎市杭瀬本町1、TEL 06-6415-8457)が移転リニューアルして2カ月がたった。

「サバーガーは新しい店の看板メニュー」と石黒さん

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 「魔法のポテトサラダ」やコールドプレスジュース「Loha Vege(ロハベジ)」などを看板に、カスタムサラダや総菜を提供するテークアウト専門店。塚口出身で料理歴20年の石黒裕介さんが2014(平成26)年、レトロな雰囲気で知られる「杭瀬 昭和ショッピングロード」内にオープンした。大丸京都店の常設店舗や他百貨店の催事でも人気が高く、コールドプレスジュースはオンライン販売で全国から注文を集めている。

 新店舗は、旧店舗から約100メートル駅寄りの園田橋線沿い。ショップ・キッチンの奥に6坪のカフェ兼コミュニティースペースを設け、イートイン客だけでなく子ども会の集まりなど、地域イベントに無料で開放する。

 ラインアップは、「プレーン」「鶏そぼろ」「3種のお豆」など季節に合わせ6種類から選べるポテトサラダ(60円~)、マヨネーズ不使用でクリーミーな「魔法のポテサラ」に好きな野菜をトッピングする「ある日のポテサラ」(290円~)、サラダボウル(300円~)、牛すじこん煮(260円)など。リニューアルと同時に販売を始めた「サバーガー」(250円)は、杭瀬中市場の老舗・平野鮮魚店とコラボした一品。脂が乗った新鮮なサバをグリルし、地域のパン店に特注したバンズに野菜と共に挟む。

 加水せず野菜と果物だけを使ったコールドプレスジュース(650円~)は「ケールグリーン」「キャロットオレンジ」「ザクロウィンター」など5~6種類が色とりどりに並び、チューハイやハイボール(390円~)にアレンジできるほか、温めた豆乳を加えた「ベジラテ」(300円)も冬季限定で提供する。

 石黒さんは「サバーガーは予想以上の人気で、一度食べてはまってしまうお客さんが続出している。今後の看板商品になりそう」と笑顔を見せる。「昭和ショッピングロードのアーケードが撤去されてしまうと聞き泣く泣く移転を決めたが、新店舗の方が入りやすいとの声を頂きホッとしている。杭瀬は商店街のまち。商店街にしかできないアイデアを武器に、まちの皆さんとにぎわいをつくっていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~18時。木曜・日曜定休。

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