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尼崎・杭瀬にシェアアトリエ 「アーティストのたまご」と企業がつながる場に

アトリエ代表の林さん

アトリエ代表の林さん

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 「Share Atelier BAMBI(シェアアトリエ バンビ)」(尼崎市杭瀬北新町1、TEL 06-6476-5666)が阪神杭瀬駅近くにオープンして2カ月がたった。

アトリエ内部の様子

 さまざまなジャンルのアーティストが集まり、共に作品を制作したり発表したりしながら、アーティスト同士やアーティストと企業が出会う場を提供するシェアアトリエ。面積は96平方メートル、収容人数は約50人。カフェスペースやミニキッチンのほか、電源、Wi-Fi、イーゼル、画材などの制作備品も用意する。運営は建築・設計会社の「ディーマン」(大阪市西淀川区)。

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 アトリエ代表の林雅人さん(31)は自身も細密画家BAMBI(バンビ)として活動するアーティスト。音楽やファッションなど他ジャンルとコラボした作品制作やイベント企画を次々に立ち上げ、クリエーター間のネットワークを広げる一方で、創作に打ち込むクリエーターたちの孤独や、社会との隔絶感、ビジネスチャンスにつながる出会いが少ないことを感じてきたという。「特にこれからアーティストになろうとする『たまご』たちに、仲間との出会いやアーティストとして食べていくための道筋を見いだせるような場を提供できたら」との思いから、スペースの活用法を模索していたディーマンにアトリエ創設の企画を持ち込んだという。

 アトリエではクリエーターの登録メンバーを募集し、メンバーが主体となり定期的にイベントを開催。11月4日には「生け花ライブ」イベントを行ったほか、18日には「アートな交流会 お月見だんご」と題し、メンバーが手作りした団子を食べながら自由に絵を描くドローイング会を開く。

 林さんは「これから、アトリエの中にメンバーの作品を展示するギャラリーやポートフォリオ(作品集)を閲覧できるコーナーも作っていく予定。アートに関心がある人、企業が気軽に集える場にしたい。企業からすれば、ビジネスや商品に役立つ作品がここで見つかる、あるいは作品を通してビジネスとアートがコラボするヒントを得ることができるはず。生活やビジネスの中で、アートがより当たり前のものになってほしい。音楽のようにアートを流通させることができたら」と意欲を見せる。

 営業時間は13時~21時。内覧は事前アポイントが必要。

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