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尼崎に子どもの育ち支援施設とユース交流センター 旧大学を次世代のために

ユース交流センター あまぽーと外観

ユース交流センター あまぽーと外観

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 子どもや市民の学び、育ちを支える市の拠点「あまがさき・ひと咲きプラザ」(尼崎市若王寺2)が10月1日、グランドオープンした。

いくしあ外観。旧研究棟の個室を生かし、相談室やケアルームを多数備える

 2015(平成27)年に閉校した旧聖トマス大の設備を尼崎市が土地の一部を買い取る条件で譲り受け、2017(平成29)年から「みんなの尼崎大学」や「みんなのサマーセミナー」の拠点ともなっている「ひと咲きタワー」(旧サピエンチアタワー)を中心に「あまがさき・ひと咲きプラザ」として整備を進めていた。

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 今回新たにオープンしたのは、子どもや子育ての悩みをワンストップで支援する総合施設「いくしあ」(TEL 06-6430-9989)と、中高生を中心とする若者にくつろげる居場所を提供し、自主的な活動をサポートするユース交流センター「あまぽーと」・「アマブラリ」(TEL 06-6423-7788)の3施設。

 子どもの育ち支援センター「いくしあ」は、従来の家庭児童相談に加え、子どもの発達相談には医師や心理士、作業療法士、言語聴覚士などの専門家が対応。子どもの状態に合わせ、個別のケアに必要な設備も備える。教育・不登校相談には、不登校の子どもたちの学習室、保護者が子どもとの接し方を学ぶ「ペアレントトレーニング」に向けた部屋なども用意する。開館時間は9時~17時30分。土曜・日曜・祝日休館。

 ユース交流センター「あまぽーと」は、中高生たちが気軽に立ち寄り、安心していることのできる環境を整えた交流の場。ゆったりとしたソファを配したオープンラウンジは飲食可能で、フリーWi-Fi、漫画やゲーム、映画鑑賞会ができる大型スクリーンを備える。バンド練習など音楽活動を想定しドラムセットを備えた防音スタジオ2室を用意。180人収容できるホールは舞台や壁面鏡を備え、イベントや演劇・ダンスの練習に使える。

 同センター「アマブラリ」は、「ライブラリー」をもじった学習の場。市立中央図書館と連携し約1万冊を置く図書コーナー、80席の学習室、ミーティングなどに使える多目的室3室、休憩スペースから成る。ユース交流センターの開館時間は9時~21時(日曜・祝日は17時まで)。月曜休館。使用無料。一部の貸室は予約が必要。

 10月18日・19日には、オープニングイベントとしてシンポジウムや講演会、市少年音楽隊コンサートなどを予定する。

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