「尼崎市民まつり」が10月6日、尼崎市役所周辺で開催される。
市政の誕生を祝うとともに市民相互の親睦と連帯意識を高め、尼崎の発展を図ることを目的に、多くの市民団体や地元企業が参画しさまざまな催しを展開するイベント。1972(昭和47)年にスタートし、今回で48回目を迎える。
当日は市役所、隣接の橘公園内に4つのエリアを設ける。縁日ゲームが楽しめるゲームブース、市内土産品、ハンドメード雑貨、リサイクル品などが並ぶ物販ブース、市内飲食店も参加する軽食・スイーツブース合わせて83ブースが軒を連ねる「ブースエリア」、地元出身デュオ「あまゆーず」、歌手の新浩司さん、キッズダンサー、コーラスグループ、フラダンスチームらが出演する「特設ステージ」、昨年人気だった、尼崎城を模したエアートランポリン「ふわふわ尼崎城」など子ども向け遊具がそろう「こどもひろば」、被災地復興支援を目的に、岩手・宮城・福島・愛媛の県産品を販売する「防災・歴史交流ひろば」を展開する。
同時開催イベントとして、中央北生涯学習プラザで尼崎市吹奏楽団によるファミリーコンサートや健康・防災に関する催し、北部浄化センターで施設内見学ツアー、神崎浄水場で場内開放イベントなども予定する。
尼崎市民まつり協議会事務局は「昨年は約6万7000人が来場し、中でも『ふわふわ尼崎城』やモンキーブリッジ、市役所若手職員が企画した大声大会、巨大ジェンガなどを用意した『こどもひろば』が人気を博した。今年は橘公園内のグラウンドに同様のエリアを設け、子どもたちが自由に走り回れる場になっているので、保護者の方も安心できると思う。48年間続く『市民まつり』は珍しく、歴史あるイベント。皆さんにお越しいただきたい」と話す。
開催時間は10時~19時。入場無料。問い合わせは尼崎市民まつり協議会事務局(TEL 06-4950-0387)まで。