「盆ダンス」のフェス「尼盆祭~君たちに尼のええとこ伝え隊」が8月25日、尼崎の森中央緑地(尼崎市扇町)で開催される。
20~40歳までの尼崎に縁を持つ青年経済人らで構成する団体「尼崎青年会議所」が創立60周年を記念し、感謝の気持ちを込めた「恩返し事業」として開く。
櫓(やぐら)を設置し従来の盆踊りの雰囲気を守りつつジャンルレスな音楽をプレーする「盆ダンス(DJタイム)」、KAZAN、IKKEI、WOLFPACK、EMPEROR、DOZAN11、RYO the SKYWALKER、THUNDERらレゲエ・ヒップホップアーティストが出演するステージ、キッズダンスバトル「JC BATTLE」、だんじり展示、飲食16店、物販・ものづくりなど体験紹介14店が出展するブースエリアなどを展開する。
2025年に開催を予定する「大阪・関西万博」やIRの実現を見据え、尼崎の森中央緑地から万博会場である夢洲・舞洲までを船で結ぶ運航実験(当日10時から参加整理券を配布)、フィナーレとして約370発を用意する花火大会も予定する。
尼崎青年会議所60周年事業担当委員会担当者は「60周年を迎えることができたのは、地域、行政、関係団体の皆さまの支援、協力のたまもの。恩返しの気持ちを込め、地域に活気を与えることができるような事業を行うことで『笑顔あふれる街尼崎』を創造できれば。地元の魅力満載の祭りとなっているので、8月最後の日曜は会場へ」と呼び掛ける。
開催時間は11時~20時。入場無料。