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尼崎で歴史散歩イベント「武庫村さんぽ」 親子で2000年をタイムトラベル

1979(昭和54)年、南武庫之荘を東から撮影(尼崎市立地域研究史料館所蔵)

1979(昭和54)年、南武庫之荘を東から撮影(尼崎市立地域研究史料館所蔵)

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 歴史散歩イベント「武庫村さんぽ~2000年をタイムトラベル」が8月17日、尼崎市立北図書館(尼崎市南武庫之荘3)と周辺エリアで開催される。主催は武庫地域振興センター(TEL 06-6431-7884)。

1996(平成8)年発掘当時、国内最大規模の弥生中期建造物跡として話題を呼んだ武庫庄遺跡(尼崎市立地域研究史料館所蔵)

 まち歩きしながら弥生から令和までの「武庫村」の歴史をたどるイベント。ガイドを務める市立地域研究史料館の「みお先生」こと河野未央さんと共に、かつての人々の暮らしや自然風景、まちの成り立ち、まちに眠る遺跡の謎などを訪ねる。河野さんは近世都市史・海上交通史、アーカイブズ学のスペシャリストで、著書も多数。尼崎の歴史やトリビアを楽しく伝える講演は人気が高い。

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 「武庫村」は現在の阪急武庫之荘駅周辺に当たり、1942(昭和17)年に尼崎市に編入されるまでは兵庫県武庫郡に属し、宅地開発が進む以前は田畑の広がる耕作地帯だった。弥生中期の集落跡「武庫庄(むこのしょう)遺跡」、鎌倉時代に摂関家の藤原・九条家を経て奈良春日社・興福寺の荘園とされた「武庫荘(むこのしょう)」、戦国時代の富松(とまつ)城跡などの遺構が残る。

 当日は北図書館に集合し、昔の航空写真を見ながら地域の歴史を振り返る講座を行った後、歴史散歩に出発する。担当する武庫地域振興センターの桂山智哉さんは「みお先生のガイドはもちろん、独学で地域の歴史を勉強している『近所の歴史おじさん』が自分の目で見てきた武庫地域の今昔を語ってくれるのも見どころ。地域の歴史を知ることは地域の人を知ること。歴史というテーマを通じて集まった皆さんが、一緒に散歩しながら互いを知り合い仲良くなってもらえたら」と笑顔を見せる。

 開催時間は14時~16時。参加無料。参加者として小・中学生と保護者のペア15組を募集している。申し込みは8月16日まで。

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