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阪神尼崎駅前に「あまがさき観光案内所」 「休憩所として気軽に利用を」

「あまがさき観光案内所」外観

「あまがさき観光案内所」外観

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 阪神尼崎駅北側に「あまがさき観光案内所」(尼崎市神田中通1、TEL 06-6409-4634)がオープンして3カ月がたった。

充電しながらコーヒー片手に休憩が可能

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 駅前という観光に最適な立地にオープンした同施設。尼崎城、寺町エリア、商店街といった観光スポット情報の提供、土産品販売、無料Wi-Fiや充電スペース、テーブルと椅子を備えた休憩スペース、コーヒー(ホット150円、アイス180円)などを用意する。

 あまがさき観光局の味田綾乃さんは「尼崎へ訪れる人は、観光やビジネスなどさまざま。大阪や奈良、神戸などへの交通利便性も高く、比較的ホテルも取りやすいので『ハブエリア』として利用していただければ。海外からの観光客には尼崎城に加え商店街巡りも人気で、言葉は通じなくても身ぶり手ぶりでコミュニケーションを図る『人情の街尼崎』ならではの体験が好評を得ている。英語圏ではない方々もいらっしゃるので、多言語対応の翻訳機を用意するなど、さまざまなニーズに応えながら観光案内所のバージョンアップを重ねていきたい」と話す。

 販売する土産品は、尼崎の伝統野菜「尼いも」を使った焼酎「尼の雫(しずく)」(1,540円~)、尼いものつるのつくだ煮「尼いものつるの炊いたん」(540円)、手造りひろた食品の「ひろたのぽんず一番搾り」(1,080円)、天然温泉蓬莱湯(ほうらいゆ)が手掛けるジンジャーエール「尼崎ジンジャー」(200円)、「ステラおばさんのクッキー」で知られるアントステラ(東京都渋谷区)とコラボした「オリジナルクッキー」(750円)、指で倒すと尼崎城が宙返りして自立するクラフト商品「カラクリ尼崎ジョー」(500円)など。

 味田さんは「ここでしか購入できない商品も多く、地元の人が『尼の手土産』として市外の方に渡せるようなものを用意している。オリジナルクッキーは、尼崎城が完成し観光案内所が設置されるのを前にアントステラへ協力をお願いし、快く引き受けていただき誕生したもの。オリジナル缶を製作する際、ステラおばさんのロゴと尼崎城をデザインする『和と洋のミックス』が難しく、何度もやり取りを重ねた」と振り返る。

 観光案内所所長の櫻田理美子さんは「尼崎城をはじめ阪神尼崎駅から徒歩で回れるコース、寺町エリアの御朱印巡り、『忍たま乱太郎』ゆかりの地名巡り、季節の花々を楽しめる公園、大阪や奈良への交通案内などさまざまな観光情報を提供している。『孫を連れて遊べる施設はないか』『市外からの来客をどこへ連れていけばいいか』など、地元の方へ情報を提供することも多い。観光地の交通案内や市内経路はある程度頭に入っているが、ネットなども駆使して求める情報にはできる限り対応していきたい」と話す。「次の目的地に行く前の休憩場所として気軽に使っていただければ」とも。

 営業時間は9時~17時。

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