「尼崎市吹奏楽団定期演奏会」が6月16日、あましんアルカイックホール(尼崎市昭和通2、TEL 06-6487-0910)で開催される。
1964(昭和39)年に設立し、今年で55周年を迎える尼崎市吹奏楽団。大学生から社会人まで幅広い世代のメンバーで構成され、アルカイックホールを拠点に活動を展開している。
「全日本吹奏楽コンクール」にこれまで26回出場し、2度の準優勝、金賞を16回受賞しているほか、海外で開催された音楽祭でも好成績を収めており、国内外において高い評価を獲得。定期演奏会は市民文化の向上を目的に楽団設立当初から毎年途切れることなく行われ、今年で55回目を迎える。
当日は、国際的に活躍するマリンバ奏者・名倉誠人さんをゲストに迎え、全日本吹奏楽コンクールの課題曲なども数多く手掛けた作曲家・真島俊夫さんが名倉さんのために作曲した、マリンバとバンドのための協奏曲「大樹の歌」を演奏。このほか、2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲より「『あんたがたどこさ』の主題による幻想曲」「ビスマス・サイケデリアI」や、「カルミナ・ブラーナ」などを予定する。
担当者は「ブラジルの人々との友情を描いた『大樹の歌』は、途中でサンバのリズムも聞こえてくる。どのような演奏になるのか、団員も楽しみにしている。普段とは違った尼崎市吹奏楽団のサウンドを期待いただければ」と話す。
13時30分開場、14時開演。入場料は、一般=1,000円、ホールメイト=900円、高校生以下=500円。