まちゼミ「バレンタインで使えるラッピングレッスン」が2月10日、伊丹市立図書館「ことば蔵(ぐら)」(伊丹市宮ノ前3、TEL 072-784-8170)で開講される。
商店主が専門知識を生かしてまちの人々にレクチャーする「まちゼミ」。バレンタイン直前の2月の祝日に、JR伊丹駅近くにあるアジアン雑貨店「ラフエイジア」店主の太原佑三子さんを講師に招いて行うラッピング教室は今回で6回目。毎年好評で心待ちにしている参加者も多いという。
今年は基本のラッピングと、身近にあるものでちょっとしたラッピングを行うコツを伝授する。シンプルで簡単にできるアイデアで「不器用な人、おおざっぱな人、男性、親子での参加も歓迎」という。
「ことば蔵」は「誰もが気軽に訪れることができる公園のような図書館」をコンセプトに、約35万冊の蔵書に加え、幅広いジャンルのワークショップや部活動を展開しており、市民の声を取り入れたイベントの実施回数は年間約200回に上る。ラッピング教室は、同館の担当者が「ラフエイジア」の店頭ディスプレーやSNSで発信する画像に引かれ「こんなすてきなお店の方が講師をしてくれれば喜ばれるに違いない」と思い、店に依頼したという。
同館生涯学習部の木村幸夫さんは「図書館でこんなイベントをしたい、という企画者の思いやアイデアを形にすることで、多彩な企画が実現している。本を借りるだけでなく、人と人が触れ合い、学び合い、交流し合う図書館は、きっとより身近に感じられるはず。気軽に足を運んでもらえたら」と笑顔を見せる。
開催時間は14時~(13時30分受け付け開始)。参加無料。定員は30人。