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伊丹の酒造会社で「白雪 蔵まつり」 酒造り唄「もとすり唄」披露も

「白雪 蔵まつり」前回の様子

「白雪 蔵まつり」前回の様子

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 「第22回 白雪 蔵まつり」が2月10日、白雪ブルワリービレッジ長寿蔵(伊丹市中央3)周辺で開催される。

「もとすり唄」の披露(前回の様子)

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 清酒「白雪」などで知られる老舗酒造会社「小西酒造」が、阪神・淡路大震災の翌年に復興イベントとしてスタートした「白雪 蔵まつり」。近隣住民のみならず、SNSの発信により市外からも多くの日本酒ファンが集う「冬の風物詩」として親しまれており、昨年は1万3000人が来場し大きなにぎわいを見せた。今年も長寿蔵会場をメインに、さまざまな催しを展開する。

 長寿蔵会場では、各回先着100人に木升を進呈する鏡開きと振る舞い酒(10時~、13時~)や、燗酒(かんざけ)、小西酒造オリジナルクラフトビール、ベルギービール、広島県世羅町の「せらワイン」、「白雪鍋」「グリルチキン・ソーセージ」を提供するブース、酒造り唄の一つ「もとすり唄」の披露(11時~、14時~)などを予定。長寿蔵レストラン2階では講演会「伊丹の酒 清酒白雪ができるまで」(11時~)、「江戸時代の酒造りと元禄(げんろく)の復刻」(14時~)を行う。

 近隣の三軒寺前広場・伊丹酒蔵通りでは、伊丹名物「かす汁うどん」やおでん、フランクフルト、たこ焼き、小西酒造が手掛ける漬物などの販売、伊丹郷町商業会による各種屋台などを用意する。三軒寺前広場では、ダンスイベント「わっしょい!冬の元気まつり」も同日開催。さまざまなジャンルのダンス発表や和太鼓演奏、飲食ブースなどを展開する。

 イベント担当者は「一企業のイベントではなく、伊丹市や伊丹商工会議所をはじめ多くの方々から協力いただいている。『わっしょい!冬の元気まつり』は、プログラムを長寿蔵会場でも行い、伊丹市中心市街地の活性化を担うイベントとして共同展開している」と話す。「寒い時期の開催にもかかわらず毎年多くの方々にお越しいただいている。温かいお酒や限定ビール、キッズコーナーなど幅広い世代に楽しんでいただける内容を用意し、皆さまの参加をお待ちしている」とも。

 開催時間は、「白雪 蔵まつり」「わっしょい!冬の元気まつり」とも10時~16時。問い合わせは「白雪 蔵まつり」=実行委員会(TEL 072-775-0524)、「わっしょい!冬の元気まつり」=伊丹まち未来(TEL 072-773-8885)まで。

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