尼崎市立尼崎双星高校(尼崎市口田中2)で8月4日・5日、「みんなのサマーセミナー」が開講される。
「みんながセンセイ、みんなが生徒」をスローガンに、幅広い世代が机を並べて一緒に学ぶことができる同イベントは今回で4回目。前回は市役所職員や市内の企業、主婦、学生などが講師として約350の講座を開き、5300人が参加した。
今年は、学生による講座を増設。「防災・減災-高校生にできること」「東日本大震災被災地支援から繋(つな)がる地域防災」など、これまでの取り組みや実体験を基に、これからの防災を地域と共に考える講座や、生徒会活動やクラブといった「学校生活」を通じて現代の高校生気質を探る「現役高校生が語る今どき高校生事情」、小学4年生コンビが講師となり、受講生の夢について話し合う「みんなで作ろう世界でひとつの『夢の木』」など、多数を予定する。
朝礼では、キダ・タローさん作曲の市民歌「ああ尼崎市民家族」を校歌として斉唱し、ラジオ体操を実施。放課後は清掃時間を設ける。バルーンアートによる装飾や音楽隊が登場する演奏会なども用意する。
イベントを担当する、尼崎市ひと咲きまち咲き担当局の立石孝裕さんは「スローガン通り、子どもから大人まで楽しめる講座を300以上用意している。朝礼から清掃まで2日間全て受講すると皆勤賞表彰も。当日は上履きを持って会場へ」と参加を呼び掛ける。
開講時間は、両日とも9時(朝礼)~15時40分。1限~5限、各50分の授業を行う。筆記用具と上履き持参。参加無料(一部材料費が必要)。