「尼崎スポーツの森 アイススケートリンク」（尼崎市扇町、TEL 06-6412-1643）が現在、アイススケート教室の無料体験を受け付けている。

「レディース教室」4シーズン目の女性はバックでも安定した滑りを見せた

　平昌（ピョンチャン）冬季五輪を目前に控えた今シーズン、フィギュアスケートをはじめとする氷上スポーツへの関心の高まりを受け、教室を気軽に体験してもらおうと昨年10月からスタートした。同施設としては初めての取り組み。

　教室は9種類。年齢を問わず楽しくスケートの基本を学ぶ「スケート教室」、幼児～小学生が対象の「チャイルド・ジュニア教室」、16歳以上の女性が対象で、フィギュアの要素を取り入れて指導する「レディース教室」、中・上級者の大人が対象の「アイスダンス教室」、本格的なフィギュアスケートを目指す「フィギュアテクニカル教室（初級・上級）」などを開講している。無料体験では、レベルや希望に合う教室に最初の30分だけ参加し、受講者と共に指導を受けることができる。

　取材当日、「レディース教室」の無料体験に参加した市内の女性は「子どもにアイススケートを体験させたいが、まず自分が滑れないと、と思い参加した。まだフェンスにつかまって歩くのがやっとだが、来月から正式に受講したい」と熱意を込めた。同教室の受講者には主婦が多く、「子どもが学校に上がり、自由な時間が持てるようになったので体を動かしたくて始めた」「子どもと一緒に申し込んで、子どもはやめてしまったが自分は楽しくなって続けている」などと笑顔を見せた。

　「アイスダンス教室」に参加する女性たちは「アイスダンス歴は20年。サークルにも参加しており、仲間との出会いや交流が楽しみ」「中毒性があるのか、楽しくなってやめられなくなり3シーズン目を迎えた。70代の先輩もおり、生涯スポーツとして続けていけたら」などと話した。

　体験は参加無料、貸し靴は有料（400円）。申し込みは前日まで電話で受け付ける。各教室の受講料は1期4回で、大人＝7,700円、中学・高校生＝6,700円、3歳～小学生＝5,600円、テクニカル教室＝8,700円。会期は4月3日まで。