尼崎経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、ステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー 伊丹池尻店」オープンを伝える記事だった。
「ブロンコビリー」は、名古屋発祥のステーキ店チェーンで、兵庫県内で2店舗目。オープンキッチンで豪快に炭焼きすることで、肉の焼ける香ばしい香りとサウンドとともに五感で味わうことができるのが特長。尼経では今年上半期でも1位に「ステーキ宮」(年間12位)、3位に「ホルモン錦平」と肉料理店が上位を占める傾向が続いており、同記事に至っては創刊以来最高となるPV数を集めた。
ランキングは、今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1.伊丹に炭焼きステーキ店「ブロンコビリー」 小さな子ども連れにも気配り(10/11)
2.尼崎・塚口さんさんタウン3番館解体へ 思い出ムービー参加者募集(10/10)
3.尼崎・武庫之荘の「あっちゃん弁当」新装 唐揚げ待ち時間も快適に(7/18)
4.阪神尼崎に「焼そばセンター」1号店 ゆでたて生麺にこだわり(9/12)
5.尼崎に無料レンタサイクル「あまリン」 市南部を走って魅力発見(10/7)
6.尼崎にしょうゆラーメン「麺屋壱志」 無化調スープと3種のチャーシュー(10/26)
7.尼崎・大覚寺で節分会 「身振り狂言」奉納、電動からくり人形演舞も(1/30)
8.尼崎・塚口の「アリクイ食堂」5周年 店主「毎日食べても安心な味を」(11/8)
9.尼崎・阪急塚口駅近くに「米と天ぷら 悠々」 うどん職人こだわりの天ぷら(11/9)
10.尼崎に屋内「つりぼりパーク」 錦鯉3000匹がスタンバイ、屋内ゴルフも(5/23)
2位は、年内に解体が始まる「塚口さんさんタウン3番館」の思い出ムービー参加者募集の記事。阪急塚口駅前のランドマークとして約40年間親しまれてきた施設が姿を消すとあって、尼崎を故郷とし遠方に暮らす読者からも反響があった。
3位の「あっちゃん弁当」は、「容器からはみ出しふたが閉まらない」ほどボリュームのある唐揚げ弁当が人気を集める店。改装工事を終え、再開を待ちわびていたヘビーユーザーの喜びの声を伝えた。
地域の伝統を伝える記事も注目度が高く、7位の大覚寺「身振り狂言」のほか、4神社で暴れ太鼓の技を競う「小田太鼓祭り」の記事が11位、猪名寺の忍者学校に入学した「忍たま」たちの奮闘ぶりを伝えた記事も15位に着けた。
昨年盛り上がりを見せた一連の「尼崎市制100周年記念企画」も収束し、落ち着きを取り戻した感のある2017年。来年は尼崎城が完工予定で、阪神尼崎や城内エリアに話題が集まりそうだ。2018年も広域尼崎圏の動向を「街の記録係」として、いち早く伝えていきたい。