尼崎の森中央緑地(尼崎市扇町)で11月3日、野外音楽イベント「AMAFES(アマフェス)」が開催される。
「尼崎でかっこいいフェスをしよう」と酒場の雑談からスタートしたという同イベントは、2011年にスタートし、休止期間を経て今回で5回目を迎える。工場跡地に100年かけて森を作るプロジェクトが進行している広大な緑地を舞台に、主に関西圏で活動するさまざまなジャンルのミュージシャンによるライブやDJ、フードやマーケットのブースが多数出店する。
ライブステージではDachambo、AQATUKI、Deck E、ジョーシン、高揚世界、宮腰理x啓太郎(K-106)などが出演。ジャンルはダンス・エレクトリック系ジャムバンドからサイケデリックロック、アコースティック、アフロパンクなど多岐にわたる。実行委員の井上裕二さんは「見どころは出演アーティストの豪華さ。いわゆる『メジャー』ではないが、音楽好きを熱狂させている人気ミュージシャンたちが参加する。トリを飾るDachamboはフジロックなど国内外の大規模野外フェスにたびたび出演する世界的なバンド。個性豊かなサウンドを満喫してほしい」と話す。
今回初めて、フードブースで「カレー日和(びより)」を同時開催する。参加する「カレーアーティスト」らが作るカレーを、客がご飯を盛った皿を持って巡り、自由に「あいがけ」して食べ比べてもらうイベントで、これまでも市内各所で開かれ人気を集めている。参加店は「カレーちゃん家」「SPICE CURRY 43」「ニタカリー」「883curry(ロクパ)」「Sammy's Kitchen」など。ごみ減量のため、マイ皿・マイスプーンの持参を呼び掛ける。
開催時間は11時~18時。入場無料。