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尼崎の「こぞう直売所」オープン半年 京都・亀岡の米や農産物加工品を販売

「こぞう直売所 KOZO FACTORY」外観。「のれんを見て『何を売っているの?』『六甲あげって何?』と興味を持って来店し、味を知ってリピーターになる方も」と岡本さん

「こぞう直売所 KOZO FACTORY」外観。「のれんを見て『何を売っているの?』『六甲あげって何?』と興味を持って来店し、味を知ってリピーターになる方も」と岡本さん

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 「こぞう直売所 KOZO FACTORY」(尼崎市稲葉元町3、TEL 080-6174-2268)が、オープンから半年を迎えた。

人気商品の「六甲あげ」。そのまま割り入れて少し煮込むと、とろりとした食感にジュワっとだしがあふれる仕上がりに

 尼崎市に在住し、屋号「こぞう村」として京都府・亀岡市で農業に取り組む岡本千英さんが開いた同店。岡本さんが育てた米をはじめ、亀岡産の大豆やハバネロを使った加工品などを販売する。店舗面積は約10坪。

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岡本さんの前職は食品会社のサラリーマン。「農業を活用したビジネスに挑戦したい」と8年前に脱サラし、本格的に農業をスタートした。天候に左右されやすく、高齢化や就農人口の減少が進む農業情勢において、「ただ育てるのではなく、『育てたものを活用してどう販売していくか』について、面白いPR方法を考えなければ」との思いから、加工品の開発に着手。自ら農作物を生産し、それらを使った加工品を開発・販売する「一人6次産業」を目指し、さまざまな取り組みを続けている。

 主力商品である、亀岡産の大豆を使った乾燥油揚げ「六甲あげ」(140円~)は、サラリーマン時代に出合った熊本の名産「南関あげ」をヒントに開発した。「『亀岡の大豆で作りたい』と思い、熊本で作り方を教えてもらい開発した。今年から大豆の生産を始めたので、将来的には全て自分で作った大豆で六甲あげを作りたい」と岡本さん。このほか、亀岡産ハバネロを使った「こぞうのうまから高菜」(380円)や「ハバネロしょうゆ粉末 KOZO RED」(600円)、「こぞうのめんたいこ」(980円)、丹波黒豆みそをブレンドした「こぞうのとり鍋みそ」(390円)なども用意する。

 岡本さんは「素材を生かし、新しい商品を生み出す工程は大変だけど面白い。このビジネスモデルを軌道に乗せ、若い人にも『農業って面白い、やってみたい』と思ってもらえたら。農業の新しい可能性が広がる『楽しくなるような方法』はまだまだあるはず」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~17時。火曜・日曜・祝日定休。