阪急武庫之荘駅近くに「リカバリースポーツ鍼灸(しんきゅう)整骨院」(尼崎市南武庫之荘2、TEL 06-6415-6477)がオープンして1カ月がたった。
店主の宮原達也さん。「けがをするとネガティブになってしまうこともあるので、前向きな気持ちになれるよう心がけている」と話す
院長の宮原達也さんは尼崎市出身。鍼灸整骨院に勤務しながら、プロスポーツチームのトレーナーとしても活動してきた。「ゼロからスタートしたい」と独立を決め、経験を生かしてスポーツ障害に特化した同院を開いた。
超音波画像観察装置、超音波骨折治療器、人工芝のトレーニングスペースなどを備える。けがのケアに加え、患部の修復程度に合わせたさまざまなトレーニングを行い、競技復帰、復帰後のケアまでをトータルでサポートする。
宮原さんはこれまで、けがによって選手生命が絶たれてしまうケースを数多く見てきた。「『今言えばチャンスを失う』などの思いから違和感を訴えず競技を続けてしまい、悪化することもある。焦ってしまう気持ちもあると思うが、けがのケアを『与えられた期間』として有効に活用してもらいたい。前よりも良い状態で競技復帰できるようサポートできれば」と話す。
捻挫の解説や実際に施術を受けることでどう改善するかなど、SNSを使った情報発信にも力を入れる。「少しでも多くの方に知ってもらえるよう、周知に取り組みたい。『あそこに行けば大丈夫やで』と言ってもらえるような場所になれば」と笑顔を見せる。
営業時間は、平日=13時~21時、土曜・日曜・祝日=10時~17時。水曜定休。