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尼崎で「西野壮平写真展 線を編む」 国内外を旅して撮影した写真をコラージュ

「Diorama Map New York 2006」

「Diorama Map New York 2006」

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 尼崎市総合文化センター(昭和通2)美術ホールで現在、「西野壮平写真展 線を編む」が開かれている。

「Mountain Line Mt. Fuji 2021」

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 西宮市出身の写真家・西野壮平さんは、世界の都市を旅して撮影した写真を手作業でコラージュして作品を制作。海外で個展を開くなど国内外で活動し、今年2月にはドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演した。関西での本格的な個展開催は初めて。

 担当学芸員の妹尾綾さんによると、同施設で久しぶりとなる写真展を企画するに当たり、「独創的な表現手法による新たな写真の可能性」を感じさせる西野さんの作品を紹介したいと考えたという。妹尾さんは「西野さんは世界を旅して取材するフィールドワークを制作方法としている。作品を通じ、旅や移動することを改めて考える機会になれば」と話す。

 ニューヨークの街並みや富士山を表現したものなどさまざまな作品を展示。西野さんが撮影した尼崎の風景写真を、ワークショップ参加者が切り貼りして制作した作品も展示する。12月10日・17日には、学芸員が作品解説を行う「ギャラリートーク」(15時~16時)も行う。定員は先着20人。事前申し込み不要。

 妹尾さんは「情熱大陸の放送で『実物を見てみたい』と思った方も多いはず。会場で作品の大きさを実感してもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時~17時(入場は16時30分まで)。観覧料は、一般=700円、シニア・大学生=600円、高校生以下無料。火曜休館。12月25日まで。

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