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阪神尼崎駅周辺でアートイベント アーティスト31組、街中に作品を展示

「あまがさきアート・ストロール~Produced By 六甲ミーツ・アート芸術散歩~」イメージ

「あまがさきアート・ストロール~Produced By 六甲ミーツ・アート芸術散歩~」イメージ

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 「あまがさきアート・ストロール~Produced By 六甲ミーツ・アート芸術散歩~」が3月19日から、阪神尼崎駅周辺で開催される。主催は、尼崎市、尼崎信用金庫、阪神電気鉄道、一般社団法人あまがさき観光局らでつくる実行委員会。

真ちゅうでさまざまな表情を作る釜本幸治さんの作品一例。今回は、尼崎城の堀に作品を浮かべる

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 毎年秋に六甲山で開催される現代アートの祭典「六甲ミーツ・アート芸術散歩」のコンセプトを基に、阪神尼崎駅周辺施設にさまざまなアート作品を展示する同イベント。2019年に阪神なんば線開業10周年を記念して開かれた、尼崎城などにアート作品を展示する「阪神なんば線アート・プロジェクト」が好評だったことから、再度同様のイベントを企画した。展示エリア、参加アーティストを拡大し行う。

 絵画、彫刻、映像、空間そのものを作品化するインスタレーションなどさまざまなアート作品を展示。チョークで描くストリートペイントを披露する松本かなこさん、真ちゅう製の作品を尼崎城の堀に浮かべる釜本幸治さん、鉄を使った大型作品を作る君平さん、商店街「三和市場」全体を作品化するアートコレクティブ「German Suplex Airlines」らアーティスト総勢31組が参加する。このほか、ストリートパフォーマンスなども行われる。

 西長洲町にあるアートスペース「あまらぶアートラボA-Lab(えーらぼ)」(西長洲町2)では、3月5日から関連特別展「あまがさきアート・ストロールin A-Lab Enjoy!」も開催。市内在住の漫画作家・尼子騒兵衛さん、同じく市内在住の写真家・小林哲朗さんらの作品を展示する。

 あまがさき観光局の奥村遥さんは「エリア内に1日では回り切れないほどの作品が展示されるほか、会期中は周辺でマーケットやライブなども開催される。アートを鑑賞しながらストロール(散歩)することが醍醐味(だいごみ)。歩きやすい服装で来てもらえれば」と話す。

 展示会場は、中央公園、あまがさき観光案内所、中央図書館、尼崎城、市立歴史博物館など計15施設。展示時間は各施設により異なる。今月27日まで(あまがさきアート・ストロールin A-Lab Enjoy!は4月10日まで)。

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