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尼崎の印鑑メーカーが「福袋」企画 東洋と西洋の文化異なる2種類を販売

「2022Sirusi福袋」の西洋のシーリングスタンプ(左)と東洋の印鑑(イメージ)。盛さんは「はんこを制度ではなく、文化として楽しめるように福袋を用意した」と話す

「2022Sirusi福袋」の西洋のシーリングスタンプ(左)と東洋の印鑑(イメージ)。盛さんは「はんこを制度ではなく、文化として楽しめるように福袋を用意した」と話す

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 尼崎・武庫之荘の印鑑メーカー「Sirusi(シルシ)」(尼崎市南武庫之荘1)が現在、「2022Sirusi福袋」を販売している。

東洋の「印鑑福袋」イメージ。アタリチャームには、スワロフスキーや京セラの「京都オパール」などを選べる

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 今年の福袋のテーマは「世界のハンコ on デザイン!」。社長の盛佳男さんは「前回は『押すことの面白さ』、今回は『はんこの文化』に焦点を当てた。世界にはたくさんのはんこ文化がある。中でも代表的な2つ、日本人になじみ深い東アジアの文字を刻印する『印鑑』と、西ヨーロッパの『封蝋(シーリングワックス)』をピックアップした」と企画経緯を話す。シーリングワックスは、専用のスプーンにビーズ状のワックスを入れてろうそくであぶり、溶けたワックスを紙に垂らしてスタンプを押すと完成するもの。

 福袋は2種類。東洋の「印鑑福袋」(1万円~)は、アートのように文字をデザインする技法「タイポグラフィー」で作るデザイン印鑑「印グラフィー」に、印面の上下が分かるアタリチャーム、国産の印鑑ケース、印グラフィーと同デザインでインクを内蔵した「ネーム印」をセットにした。

 西洋の「封蝋福袋」(7,700円~)は、「印グラフィー」または「印鑑書体」デザインから作るオーダーメードの20ミリのシーリングスタンプ、日本の「水引」をデザインにあしらった12ミリのシーリングスタンプ、ビーズワックスとスプーンの付いたスターターセット、直接火を付けて使うスティックワックスをセットにした。

 盛さんは「東洋と西洋それぞれに文化として残っている2つのはんこに、モダンなデザインを施した。楽しさ、面白さを感じてもらえれば」と呼び掛ける。

 福袋はSirusi販売サイトで取り扱う。1月16日まで。

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