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尼崎水産物卸協同組合が子ども食堂へ水産物無償提供 毎月2回ペースで

提供された魚を使った弁当の一例。11月13日は、ハマチ、マダラ、シャケ、カサゴ、イワシなどが提供されたという

提供された魚を使った弁当の一例。11月13日は、ハマチ、マダラ、シャケ、カサゴ、イワシなどが提供されたという

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 尼崎水産物卸協同組合が11月13日から、市内子ども食堂へ水産物を定期的に無償提供する取り組みを始めた。

魚を使った具だくさんのみそ汁。子ども食堂のスタッフによると好評で、お代わりする子どももいたという

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 「新型コロナ禍の影響で食事に困っている子どもたちを支援したい」との思いで始まった取り組み。子ども食堂の支援活動を展開する「尼崎こども食堂ネットワーク」が、市内にある子ども食堂の食材状況などを確認し、市場管理事務所を通じて同組合へ必要な量を連絡し、指定場所で子ども食堂スタッフが食材を受け取る。

 水産物は、食べやすい大きさにカット後10切れずつを真空パック詰めした上、冷凍した状態で提供する。食材提供を受けた子ども食堂スタッフからは「料理に使いたくても高くてなかなか手が出せない。たんぱく源を支援してもらえるのはありがたい」「『おばあちゃんのご飯みたいや』と言う子もいたが、ベテランボランティアの『おばちゃんの味』がうれしかったのでは」「今の子どもは魚をあまり食べないのでどんな反応をするのかと思ったが、魚のみそ汁を『おいしい』とお代わりする子もいて感激した」などの声が聞かれたという。

 今後、毎月2回のペースで届ける予定。

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