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尼崎産蜂蜜「尼みつ」 あまがさき観光案内所で販売

尼崎鉄工団地や尼崎の森中央緑地での養蜂で生まれる「尼みつ」

尼崎鉄工団地や尼崎の森中央緑地での養蜂で生まれる「尼みつ」

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 尼崎鉄工団地協同組合(尼崎市東海岸町1)が取り組む養蜂により誕生した「尼みつ」が現在、あまがさき観光案内所(尼崎市神田中通1、TEL 06-6409-4634)で販売されている。

「尼みつ」を販売するあまがさき観光案内所

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 鉄鋼関連会社が集まって協業化を促進する尼崎鉄工団地協同組合は、兵庫県の「尼崎21世紀の森構想」と連携。2003(平成15)年3月から「すき間緑化」に取り組み、その一環として「緑化から緑花」を目指し養蜂を始めた。養蜂によって蜂が受粉の手助けになり、花や緑がさらに増えることを目指す。

 尼崎鉄工団地と尼崎の森中央緑地内に巣箱を設置しており、尼崎産の蜂蜜ということからその名も「尼みつ」。同組合の担当者は「Made in Amagasakiとして尼崎市のブランド力向上にも貢献している。毎年たくさんの量が採れ、昨年は400キロほど。5月から8月ごろまでが採蜜時期で、本年度は4月から採れた。秋ぐらいまでは販売できる」と話す。

 2010(平成22)年から採蜜して商品化し、当初は組合員のみに販売していたが、2年後に一般販売を始めた。市内の名物を集めて販売する「メイドインアマガサキショップ」で販売した時期もあったが、2018(平成30)年の同ショップ閉店後、組合員のみへの販売を経て、本年度からあまがさき観光案内所にて「尼のお土産」として一般販売を再スタートした。

 あまがさき観光局担当者によると、購入者の中には「尼崎で蜂蜜が採れるなんてびっくり」と驚く人もいれば、「前から買っています」というファンもいるという。蜂蜜の種類は、いろいろな花の蜜が集まった「百花蜜」で、価格は1本500円。

 営業時間は9時~17時。

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