「第21回新人お笑い尼崎大賞」の本選会が2月6日、尼崎市総合文化センター(尼崎市昭和通2)2階アルカイックホール・ミニ「玉翔の間」で開催される。
尼崎から新たなスターを発掘しようと、2001(平成13)年に始まった「新人お笑い尼崎大賞」。「漫才・コントなどの部」「落語の部」の2部門を設けて行う「新人芸人の登竜門」として知られ、過去の受賞者にはお笑い芸人の友近さん、ゆりやんレトリィバァさんらがいる。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ネタを披露する様子を撮影して応募する「映像審査」で予選を実施。エントリー数は昨年を下回ったが、「漫才・コントなどの部」に102組、「落語の部」に30人の応募があったという。担当者は「撮影や編集方法で内容の『見え方』が変わるため、審査員の方々も公平な審査に苦労されたと思う」と話す。
本選会は観客を入れての実施となるが、「客席は定員の50%以下」「前後左右1席ずつ間隔を空ける」「出場者への面会など禁止」「ホールの換気」「チケット購入者連絡先の把握」など、感染拡大防止対策を徹底した上で行う。
本選に進むのは、「漫才・コントなどの部」=シュッとして芸人、茜250cc、骨付きバナナ、オノマトペ、松浦景子さん、ヤマトタケル、豪快キャプテン、コスモス、チョコチップ親方、タチマチ。「落語の部」=まとばっくすさん、さらら亭文月さん、こまつ奈さん、ぷりん亭芽りんさん、楠木亭遊人さん、独楽家なおい丸さん。
開演時間は、落語の部=10時30分~、漫才・コントなどの部=16時~。入場料は500円(投票券付き)。