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尼崎の宮司・住職・牧師が異色コラボ 地元ラジオ番組が放送開始5年

左から宏林住職、谷口さん、ゲストのハワイアン音楽ユニットHOENEの2人、福島牧師、江田宮司

左から宏林住職、谷口さん、ゲストのハワイアン音楽ユニットHOENEの2人、福島牧師、江田宮司

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 エフエムあまがさきで毎週水曜20時から放送されている「8時だョ!神さま仏さま」が、番組開始から丸5年たった。

リラックスムード漂う現場

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 番組パーソナリティーを務めるのは10年来の知人という貴布禰(きふね)神社(尼崎市西本町6)の江田政亮宮司と浄元寺(尼崎市東難波町3)の宏林晃信住職、そして関西学院中学部の宗教主事、福島旭牧師の3人。番組アシスタントを作家の谷口雅美さんが担当する。

 以前からラジオ番組を制作したいと思っていた宏林住職と江田宮司、地域環境計画研究所代表の若狭健作さんの3人が居酒屋で同席した際、「2人のトークは面白い。ぜひラジオ番組を作りたい」と若狭さんが話したことがきっかけで企画し、スタートした同番組。放送開始1年半後に、ゲストコーナーに度々出演していた福島牧師と、同番組のヘビーリスナーで公開収録に参加したことが縁となり出演が決まった谷口さんが加入し、現在は4人で放送する。

 「8時だョ!神さま仏さま」と明るい声色のタイトルコールから始まる同番組では、さまざまなジャンルのゲストを迎えるほか、なかなか聞けない宗教の話や悩み相談などをリスナーから受け付けるコーナーなどがあり、神道・仏教・キリスト教それぞれの宗教からの見解やギャグなどを織り交ぜながらトークを展開する。お互いの考えを戦わせることもなく、笑いの絶えない内容に、アイルランドから「面白かった」とメールが届くなど、話題は世界へ広まる中、全国放送の番組からの出演依頼を辞退したという3人。「全国へというよりはあくまでも地元尼崎から発信することにこだわりたい」との強い思いがある。

 江田宮司は「番組にはなかなか答えづらい質問が寄せられることもあり、私たちも悩んでしまうが、その部分に親近感を持ったという声をもらう。身近に感じてもらえるのはうれしい」、福島牧師は「毎週1回、宗教の壁などなく、なんだか仲良く和やかにやっているなという雰囲気を届けられたら。生活の中に溶け込むBGMのように気軽に聴いてもらいたい」、宏林住職は「この番組は大人のクラブ活動みたいなもの。1人も欠けることなく、このチームが続くまでは番組を続けたい」と笑顔で語る。谷口さんは「本業が作家なので番組内でついゲストに取材してしまうことがあり、番組アシスタントとしてのバランスが難しかった」と番組当初の苦労を語り、「この番組は宗教の敷居を下げてくれる。身構えず、気軽に聞いてほしい」と笑顔を見せた。

 番組への質問や悩み相談、リクエストはメール(mail@fmaiai.com)かファクス(06-6483-2501)で受け付ける。

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