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尼崎に寄席「ソーシャルディスタンス亭」 安心できる空間で「笑いのリハビリ」

「ソーシャルディスタンス亭」の内観。間隔を空けて椅子を配置

「ソーシャルディスタンス亭」の内観。間隔を空けて椅子を配置

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 「ソーシャルディスタンス亭」(尼崎市西長洲町2)が6月1日、尼崎・西長洲町にオープンした。

 日本料理店「若松」跡地に開いた落語寄席。落語家で僧侶の露の団姫(まるこ)さんが、同跡地に寺を開山する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で改装工事が延期となったことから、「今できることはないか」と考え、寄席開設に至ったという。

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 団姫さんは「元々今年の春に開山し、仏事以外にも悩み相談や落語会などを開く予定だった。工事が延期となり、『生で落語を聞きたい』というお客さまや、寄席の休館により落語を披露する機会がなくなってしまった落語家仲間のために開設した」と振り返る。

 落語や講演など秋まで軒並みキャンセル、収入は90%減となるなど、団姫さん自身もさまざまな影響が出ているという。「寺の開山もできない状況で困っている。現在工事のためのご寄進を募っているが、着工まで、または繁昌亭や喜楽館などの寄席が通常営業に戻るまでは、ソーシャルディスタンス亭を続けたい」と話す。

 公演は、アフターコロナに向けて「落語家とお客さまの笑いのリハビリを行う小さな落語会」と位置付け、定員は15人(予約制)。感染防止対策として間隔を空けて椅子を配置するほか、消毒液やペーパータオルの設置、手作りフェースシールドの配布、講演終了後の除菌作業、検温とマスク着用の呼び掛けなどの取り組みも行う。

 団姫さんは「地域活性化も目的としている。苦しい時こそ笑いが必要。ソーシャルディスタンスを保ち、安心できる空間で笑っていただきたい」と話す。

 今後の公演スケジュールは、団姫さんのブログ「はなしの屑篭(くずかご)」で随時更新。問い合わせは露の団姫事務所(TEL 06-7175-0005)まで。

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