尼崎・杭瀬の情報を発信するユーチューブチャンネル「杭瀬チャンネル」で現在、「新型コロナウイルス対策」と題しテークアウトに対応する飲食店やさまざまな取り組みなどを紹介している。
杭瀬チャンネルは、商店街「杭瀬中市場」で総菜店「もっこす亭」や「いちば食堂」を営む石原和明さんが進行役として登場し、クリエーターユニット「ハングリーズ」の廣瀨有哉さんと今西奈緒幸さんが撮影と編集を担当。2019年9月の立ち上げ以来、毎週金曜・日曜に街の魅力を配信している。
石原さんは「廣瀨さんと今西さんが同市場に拠点となる交流スペース『amare(あまり)』を開設し、その後開かれた歓迎会がきっかけとなり、チャンネルが誕生した。動画を制作する条件として『毎日食堂で朝ご飯を食べる』と契約し、現在も毎朝食べている」と話す。
4月24日に「コロナウイルス対策第1弾」として、同市場のサラダ店「amaサラダ」の店主が、人気商品「コールドプレスジュース」を新型コロナウイルスと闘う医療従事者へ届ける取り組みを紹介。これを皮切りに、ウーバーイーツや出前館を活用する店主に話を聞く「ウーバーイーツを教えて・出前館とは」、実際に石原さんが取り入れているという「次亜塩素酸水とは?」、テークアウト可能な飲食店を訪ねる「テークアウト店紹介」、グリーンバックを使い、石原さんと一緒に海外観光スポットを訪ねる「おうち時間に世界旅行へ」などさまざまな動画を配信している。
石原さんは「動画の内容は私の独断。『おっちゃん』でもユーチューバーになれる。街が元気になれば幸い」と話す。