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尼崎の弁当店が宅配サービス開始 休校中の児童へ見守り兼ねた「弁当無料宅配」も

「ももかふぇ」店舗外観

「ももかふぇ」店舗外観

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 弁当店「ももかふぇ」(尼崎市南武庫之荘2、TEL 06-7220-9961)が2月、弁当の宅配サービスを始めた。

取材時のメインは分厚いチキンカツ。副菜もバラエティー豊かで彩りよく、食べ応えも十分

 豆、ゴマ、ワカメ、野菜、魚、シイタケ、イモの頭文字を取った、日本で古くから食べられてきた食事を表す言葉「マゴワヤサシイ」をコンセプトにした弁当店。テークアウトをメインにイートインコーナーも設けていたが、遠方から宅配のリクエストが多かったため、本格的に宅配サービスをスタートした。

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 店主を務めるのは、ローフードマイスターやファスティングマイスターの資格を持つ上野桃子さん。「子どもを生み育てる中で、食に対して強い興味を持つようになり勉強を始めた。『マゴワヤサシイ』は日本人が昔から食べてきた食材。昔の人は『がっつりスタミナ飯』なんて食べなくても、米俵を何個も担いで運ぶほど元気で健康的だった。昔から食べられてきたメニューを伝えようと当初は料理教室を開いていたが、人数も限られてしまうと考え、弁当なら多くの方に周知できるのではと店を開くことになった」と振り返る。

 メニューは魚や鶏むね肉をメインとした日替わり弁当(800円、みそ玉付き)。予算などさまざまなニーズに合わせた弁当やオードブルなども受け付ける。「しっとり鶏ハムやローストチキン、魚のかば焼き、豆腐ハンバーグなどが人気。好評だったものは残し、いまいちだったものは新メニューに変えるなど、お客さまの声やスタッフの感想を参考にしている」と上野さん。

 客層は主婦や近隣施設で働く人などが中心で、市外へ宅配することもあるという。上野さんは「医療関係者や『スーパーの総菜を買うのはちょっと』という子どもを持つ女性など、健康意識の高い方も多い。会議などの昼食として取り入れている企業もあり、好評を頂いている」と話す。

 新型コロナウイルス拡大の影響により、休校などで在宅を余儀なくされている児童に対し、見守りを兼ねた「キッズ弁当無料宅配サービス」も始めた。弁当は「マゴワヤサシイkids弁当」「おにぎり弁当」の2種類を用意し、自宅をはじめ学校など子どもたちが集まる場所へ無料で提供・配達する。

 今後の展望について上野さんは「まずはこういった食事があることをPRしたい。地産地消を目指し、地元農家の方ともつながっていければ。抱く夢として、古民家と畑をレンタルして自ら作った食材で弁当を提供できればいいなと思っている」と笑顔を見せる。

 注文受け付けは10時~。イートイン営業時間は11時~14時。土曜・日曜・祝日定休。「キッズ弁当無料宅配サービス」の対象は、尼崎市内の小学1~4年生(風邪の症状がない場合に限る)。電話かフェイスブックメッセージで前日まで受け付ける。配達エリアと数量に限りあり。3月24日まで。

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